水巻ブログ
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2016年05月16日
 上達とは

 暑すぎず寒くなく ゴルフをプレーするには
最高の季節です。アメリカで松山君が頑張って
います。今週のツアー選手権は フロリダ州の
TPCソーグラスで行われました。

優勝はジェイソン・デイ。
松山君は7位でしたが最終日最終組。
優勝を意識する位置で いいプレーを見せて
くれました。
最終日のスタート1番ホール パー4。
3打目のバンカーショットは 少し安全にいき
過ぎて寄り切らず。2メーターのパーパットを外し
ボギー。
2番のパー5。松山君としてはバーディーを取り
たい比較的やさしいホール。しかしパー。
3番ホール パー3。
グリーン奥に切ってあるピンを積極的に攻め
グリーンオーバーのバンカー。バンカーショットを
ミスし アプローチも寄らず ダブルボギー。
3ホールが終わり3オーバー。
2年くらい前の松山君だったら このまま崩れて
いったと思いますが 今は違います。
残り15ホールで2アンダー。最終日のスコアは
73の1オーバー。スコアとしては 決して良くは
ないのですが 試合で このコースをプレーした
私から見ると 彼の精神面での成長が見られ
ました。

 アイランドグリーン(池の中にグリーンがある)
で有名な17番ホールがある TPCソーグラス。
このコースはプロのトーナメントを開催する為に
造られたコースです。つまり ゴルフファンが
見ていて楽しいコースです。選手としては楽しい
半面 メンタルの強さを要求されるコースです。
どういうことかと言うと イーグルも出るけれど 
プロでもダブルボギーやトリプルボギーも出る
コースなのです。遊びでプレーすると 簡単なの
ですが 試合になると 各ホールに 気になる 
行ってはいけないところが随所にある厄介な
コースです。

この厄介なコースで 優勝争いしている選手が
スタートして3ホールで3オーバー。テンションは
下がります。しかし今年の松山君は そこから
いいショットを打ち続け 最後まであきらめない
姿を見せてくれました。

そして ホールアルト後のインタビュー。これも
良かったです。スコアは 1オーバーでしたが
納得した表情で話をしていました。話すことが
上手ではない彼が 自分の気持ちをしっかりと
話していました。中でも 私が惹かれたのは 
アプローチやパットのショートゲームを 「もっと
上達したい」と言い それには「もう少し時間が
かかる」と 何気なく話したことです。

今 彼のレベルは日本では1番です。世界でも
10番前後に入っています。その彼が「ショート
ゲームの上達には時間がかかる」と言ったの
です。もちろん 毎日練習してる彼からの言葉
です。

人は 誰かから何かを教わった時 少しの時間
で上達できると思いがちです。ゴルフだけでなく 
全ての事で。教えを受けて何回か出来ただけで 
上達した気分になります。その気になって出来る
と思うのですが プレッシャーのかかった場面では
失敗をすることが多いです。その失敗を 人は 
プレッシャーに負けたと思います。ここが肝心なの
です。

 ゴルフだけでなく 世の中にはプレッシャーや
精神的に不安な状況で 何かをしなければ
ならない場面に出くわします。そんな時 
納得した結果が出ないと ほとんどの人は
精神的なものを理由にしてしまいます。その
方が 楽だからです。しかし結果を出していく
人たちは どんな状況でも結果が出ない理由は
自分の行動に問題があり もっとレベルアップ
しようと練習を積み重ねていくのです。つまり
レベルアップするには 時間がかかることを
知っているのです。決して プレッシャーに強い
という訳ではないのです。

松山君の「もう少し時間がかかる」という発言は
「もっと練習をするぞ」という表れなのです。
体は 動かせば覚えていきます。
体が覚えてしまえば プレッシャーの中でも
動きます。

松山君が メジャーチャンピオンになる日は
それほど遠くない気がします。

2016年05月02日
 今ここで できること

 昨日は 和歌山で30度を超えました。
夏です。始まりました・・・暑い夏が。
今日も関西地方では 30度を超える
予報が出ています。毎年少しずつ 春と
秋の季節が短くなっている気がする
のですが この少しずつの変化を 余り
気に留めない私たち人間は いつか来る
であろう大きな変化に 驚くのだろうと思い
ます。

 国内男子ゴルフツアーが始まり 3試合が
終わりました。先週の「中日クラウンズ」は 
最近力をつけてきた 片岡大育君との
プレーオフの末 キム・キョンテ君が優勝
しました。3戦2勝。2位1回。今年も強い
です。アマチュアで日本アマを連勝し プロ
転向。すぐに韓国ツアーで賞金王に。そして
日本ツアーに参戦し 2010年に日本でも
賞金王になりました。ワールドランキングが
上がり アメリカツアーに参戦。メジャーでも
予選を通過し 順調でしたが アメリカツアー
で優勝するには もう少し飛距離がほしいと
スイング改造に取り組みました。このことで 
ドライバーショットの安定性がなくなり ゴルフ
の調子が崩れていきました。

調子を崩したといっても もともとゴルフが
上手で ショートゲームは安定していたので
上位には顔を出していましたが 以前のような
強さはありませんでした。しかし 結婚をして
子供が生まれたことで 精神面が 安定し 
少しずつ成長し 昨年は年間5勝。二度目の
賞金王になりました。今年は昨年以上の強さ
を見せてくれそうです。

彼の強さは なんといっても プレー中に
感情の変化が少ないことです。バーディー
でも喜び過ぎず ボギーでもがっかりし過ぎ
ない。このことは ゴルフにとって 技術以上
に重要な事です。つまり いつでも目の前の
プレーに集中できるということなのです。彼の
表情を見ていると たぶん相当短気なのだと
思います。しかしその事を自分がしっかり理解
し 気持ちをコントロールする術を 身に付け
たのだと思います。今年も 賞金王になる
可能性は高いと思いますが 池田勇太くんも 
調子がいいので この二人の争いになると
予想しています。

 一方 プレーオフで敗れた片岡君。最終日の
16番ホールでバーディーを取り 2打差で
リーダーになりました。そして迎えた17番
ホールのティーショット。 大きなミス。結果的
には このショットで優勝を逃しましたが 技術
ではなく 16番ホールをホールアウトしてから 
17番ホールのティーグラウンドに行くまでの間
に起こった 感情の大きな変化が問題だった
のだと思っています。1打差は 自分のプレー
に集中できますが 残り2ホールでの2打差は 
優勝を意識させられます。誰でもが意識させ
られます。このティーショットへと向かう時の
気持ちが 目の前のことに集中しきれないもの
だったのだと思います。もし反対の立場で 
キム選手が 2打リードで 17番ホールの
ティーショットを向かえていたとしたら 彼は 
4日間で一番の集中力をみせたと思います。
そして相手を突き放すショットを放つ。

片岡君にとっては残念な結果でしたが 良い
経験でした。彼は へこたれずに 前に進む
タイプの選手なので これからを大いに期待
しています。

 ゴルフのプレーが上達するのには 技術が
必要です。しかし 1ラウンドで 90を切れる
ような腕前になると 技術以上に 精神面が
大切になってきます。どんな状況に置かれても
目の前のプレーに集中できるかどうかがカギ
になります。口で言うのは簡単ですが 行動
することは難しい事です。男子の試合は 1日
18ホール。それを4日間で トータル72ホール
を闘います。トップに立っている時。優勝争いを
している時。予選通過を気にしている時。調子
が良い時。悪い時・・・。色々な精神状態の時が
あります。その時に「今 自分ができる最善を
尽くす」これが ゴルフというゲームにとって
重要なのです。

しかし 人間はそれほど強い生き物ではあり
ません。普段と同じ状況でしたら 感情は変化
せず 同じ事を繰り返す事ができるのですが 
今までに経験をしたことがないような状況に
おかれた時 人は慌ててしまいます。「いつもの
通りに行動しよう」と自分に言い聞かせます。
こう考えた時点で いつもとは違うのですが 
気付かず。ドキドキしながら。

ゴルフは 『意志の強さを争うゲーム』だと
言われています。今 目の前の事に いか
に集中できるか。ゴルフの技術のレベル
アップも必要ですが それ以上に 
①自分はどんな気持ちでプレーをしているのか 
②どんな時にいいショットが打てているのか
③どんな時にミスをしているのか
こんなことを分析してみることも 大切なのだと
思います。

目の前の事に集中するために。

2016年04月28日
 ネット検索

 熊本で地震が起きて 2週間が経ちました。
しかし まだ震度3前後の揺れが 一日に
何回か起こり 不安な毎日が続いています。
遠く離れた京都からは 只々「頑張って戴き
たい!」と願うばかりです。

テレビのニュースを見ていると 熊本・大分
の現状や 避難先での ご苦労や大変さが
放送され 被災された方々の頑張り そして
支援・応援されている 各地の人々を見る
ことができます。自分には何ができるのか?
地震は 日本国内何処ででも起きます。
その時には どうしたらいいのか?と考え
させられます。

そして もうひとつ。「どうして熊本に地震が
起きたのか?」と考えてしまいます。テレビ
に出ている 専門家と呼ばれる人たちは 
想定外の地震で 九州の地下の活断層の
動きで起きたと話していますが 的を得ない
ので インターネットで調べてみました。

すると 地震が起きた理由など 諸説が
書かれていました。何が真実なのかは
わかりませんが テレビのニュースでは
聞くことができないような内容のものもあり
ました。熊本だけではなく 東日本大震災や
阪神淡路大震災のことも 様々な説が・・・。

 他の事もネットで調べていくと 地球の
温暖化は CO₂の排出が 問題ではなく
太陽からの電磁波が強くなって 地球の
温度が上がっている(科学者の間では常識)
とか アメリカのニューヨークでの9,11の
事件の事など テレビでは語られないことが 
山のようにありました。

 何が言いたいのかというと 20世紀までは
インターネットで情報を知るということがなく 
情報は 受け身でしたが 21世紀になり
多くの人々が簡単に 携帯電話ででも ネット
検索ができる時代になりました。もちろん 
すべての情報が ネットで分かるわけでは
ありませんし 調べた情報が 全て正しいとも
限りません。

しかしこれからは 情報を受け取るだけでは
なく 自分で調べ 考えなくてはいけない時代
になったのだと思います。情報を鵜呑みにせず
取捨選択することが必要な時代になりました。

皆さんも わからない事や 不思議に思った
ことがあった時には 積極的に調べてみては
いかがでしょうか?
「自分はどう生きていけば良いのか?」という
問いに応えてくれる情報が見つかるかもしれ
ません。

 

2016年04月19日
 頑張れ熊本

 京都の街は 桜の淡いピンク色から眩しい
新緑の葉の色に変わりました。初夏を迎えた
感じです。それにしても若葉の緑は生き生きと
していて 植物の強いエネルギーを感じます。
大好きな季節ですが 中でも もみじの緑は
私を元気にしてくれます。

強いエネルギーといえば 先週熊本を中心に
大きな地震が起こってしまいました。多くの
方が亡くなり被災されました。今もなお余震が
続き 不安な日々を過ごされています。
心からお見舞い申し上げると同時に 一日も
早く たくさんの笑顔が見られることを祈って
います。

日本列島に住む私たちは いつでも地震や
火山の噴火。そして夏にやってくる台風など 
いつも自然災害と隣り合わせで生きています。
科学の進歩で 少しは予測ができるように
なりましたが まだまだ 専門家と呼ばれる
人たちに「想定外」と言われるような 自然
災害に直面しています。

この「想定外」とは 何なのでしょうか?
結局は 「わからない」ということなので
しょうか?
なのに私たちは 専門家という人たちの
意見を信じて行動してしまう。
わからない事が多すぎるから 少しでも
わかる人に頼ってしまう。
それでも「想定外」の事は起こり 多くの
人が亡くなったり 怪我をしたりして 
生活に困ってしまう。
こんなことの繰り返しのような気がして
なりません。

では 私たちはどうすればいいのか?
今回のような地震を人間は防ぐことは
できません。でも災害は起こります。
起こった時には どうするのか?
何が必要なのか?
人間が毎日生きていくうえで必要なものは
「水」「塩」「眠れる場所」「排泄する場所」
「雨風をしのぐもの」「多少の食料」ですか?
これらがあると 1か月ぐらいは生きる事が
できるのでしょうか?そして その間に次の
対策を考える。

「災害は忘れたころにやってくる」 つまり 
想定外の災害は 今までにも起こりましたが 
これからも起こるということです。私たちは
災害が起きた時に 最低限必要なものを
用意しておくことしかできません。

あともう一つ 大切なものがありました。
それは「ひと」です。困難なことが起こった時に
独りでは辛いです。助け合っていける仲間が
いると頑張って生きていけます。今の時代は 
「独りで何でもできる」という錯覚を起こさせる
ような雰囲気ですが 想定外の事が起きた時
助けてくれる人がいないと どんどん辛く 
苦しくなっていきます。ですから 日頃から 
仲間と生きることや 家族と生活することを
大切にしています。

熊本での大きな地震のあと ニュースを見て
いて 胸が熱くなることがありました。それは
避難所で それぞれの家にある食材を持ち寄り 
炊き出しをされている姿でした。被災されている
人たちが 助け合い頑張っている姿でした。
大変な時は「みんなで頑張るんだ」という強い
思いを感じました。助け合って生きていく。
本当に大切なことだと思います。

「頑張れ 熊本!」
一日も早く笑顔がたくさん戻ってきますようにと
祈ります。


2016年04月12日
 メジャーチャンピオンに向かって

今週 沖縄でシニアツアーの開幕戦金秀シニアが
始まります。今日は気温は23度前後 半袖でも
どうにかプレーできます。気持ちがいいてす。
泡盛も美味しいです。

今年のマスターズ終わりました。私がひそかに
優勝するのではと思っていたダニー ウィレット
優勝してしまいました。自分でも驚いていますが
1番になるということは なってしまう理由が
あるのだと 改めて感じています。だからと言って
これからも メジャー大会で優勝争いをするかと
いえば 少し違います。彼のこれからを注目
したいです。

松山くん 頑張りました。順調です。日本でテレビを
見ているゴルフファンにとっては 少し残念でしたが
ついに彼は日本人で初めて本気でメジャーチャン
ピオンになろうと思っています。こんな事を書いては
皆さんはがっかりされるかもしれませんが 今までの
日本のプロゴルファーは〔私を含めて〕メジャー
チャンピオンは憧れでした。しかし松山君は
優勝できると思ってくれています。うれしいです。

以前にも このブログの中でも書きましたが
アメリカでプロゴルファーを目指す子ども
たちはメジャーで戦うことは当たり前 優勝
する事にいつでも意識があります。

勝とうという意識 とても大切です。優勝を目指す
子供たちだけでなく 指導をする大人の意識
マスコミを含め 大人の意識を変えていかないと
タイやインドなどアジアの国の若いゴルファーに
先を越されてしまいそうです。


2016年04月04日
 球児勝った

 関西地方は 桜が満開の時を迎えて
います。日本ではこの時期 何処へ
行っても桜を見ることができます。
人間によって植えられた桜だけでなく 
まだ茶色い山にも 彼方此方に桜が
咲いています。

もう少し暖かくなって いろいろな木の
若葉が芽吹き始めると 桜の薄ピンクの
花びらが散り どこにいるのか見失って
しまうような 山の桜の木ですが 今の
時季だけは「私はここにいます」と
ばかりに 静かに主張しています。

 昨日のプロ野球。阪神の藤川球児くん
が 日本プロ野球界復帰後 初勝利を
あげました。プロスポーツ選手だったら
誰でもが 今戦っているステージよりも 
上のステージで戦いたいと思います。
藤川君も日本を代表する抑え投手から
アメリカメジャーリーグを代表する
抑え投手になろうとアメリカへ渡りました。

しかし レベルアップしようと頑張りすぎ
怪我をしてしまいました。怪我と戦い
ながらのアメリカでの挑戦でしたが 
思ったような結果が出せずに 日本に
帰ってきました。これだけを見ると
「アメリカではだめだった」で終わり
ですが 実は少し違います。

 ゴルフ番組で藤川君と共演したとき 
収録の合間に アメリカでの生活の話を
したのですが 基本的に彼は 個人主義
が確立された アメリカを好きになれ
なかったのでは?と感じました。 
このことは 私も経験したことですが 
人間は 年を重ねて色々な事を経験して
いくと 自分にとっては 何が大切なのか
を考えるようになります。20歳を過ぎた
あたりでは 何も見えず目の前の事しか
考えられませんが 30歳を過ぎ経験が
多くなると 周りが見えてきます。

すると 自分にとっては どこが居心地が
よいのかと考えるようになります。
私の事ですが 東京の足立区という下町に
生まれ 人の情のようなものに触れながら
成長しましたが ゴルフを通してアメリカへ
行き 大きな家にも住みました。プールや
ジャグジーがあり 庭からは 裏の湖へ
出られ 小さなボートもありました。
ゴルフ場のコミュニティーには 有名人
が住み 友達にもなりました。しかし 
幸せだと感じることはできませんでした。
結局 私も日本に帰ってきて 今は 
京都市に住んでいます。

 今考えると 何が物足りなかったのか?
一番には 言葉をしっかりと理解できな
かったことが挙げられます。生まれた時
から話しているのは日本語。つまり日本語
ならば 自分の気持ちを伝えることが
できるし 相手のことも理解できる。そして
日本特有の「あうん」の呼吸のようなものも 
私は好きなのだと思います。アメリカへ 
遊びに行くのは嫌いではありませんが 
住むのは 私にとっては向いていなかった
ようです。

 藤川君の話に戻りますが アメリカから
帰ってきても 彼は 日本のプロ野球には
戻るつもりはなかったのでは?と感じて
います。それが 高知の独立リーグでの
プレーだったのだと思います。しかし 周りの
期待に応えようと阪神に戻り 先発投手
として今シーズを迎えました。そして 先発
二試合目の昨日。勝ち星をあげることが
できました。良かったです。

 昨今は 彼のように アメリカへ戦いに
行って 日本に戻り 日本のプロ野球で
活躍してくれている選手が多くなってきました。
とてもいいことだと思います。阪神の福留君・
藤川君・広島の黒田君・ロッテの井口君・
楽天の松井君などです。これからも結果を出し 
そして 次の世代の選手たちを育てていって
ほしいです。

 私はこう思っています。「アメリカ」や「世界」
で戦うことはいいことだと思います。しかし
それがすべてでなく プロスポーツ選手は 
応援してくれる人たちのそばで 結果を出し
喜んでもらうことも 大切なのだと思うのです。

「アメリカ」や「世界」で闘うことだけが「成功」
だという見方を 変えていく時代になってきた
という気がします。

2016年03月30日
 メジャーチャンピオンは誰

 桜の便りがあちこちから聞こえる季節に
なりました。今年は暖かくなる時期が早
かったので3月中旬には京都でも桜が
咲くのではと思っていましたが 例年通り
4月の初めに満開のさくらが見れそうです。

 先週アメリカで世界マッチプレー選手権
が行われました。準決勝でマキュロイに
競り勝ったジェイソン デイが優勝しました。
強いの一言です。今年もメジャーを勝つ
事は間違いないと思います。

もうすぐメジャー大会の第一戦マスターズ
が始まります。私が予想する今年の
メジャーチャンピオン候補は次の選手たち
です。
第一候補
  ジェイソン ディ
  ローリー マキュロイ
  バッバ ワトソン
  ダスティン ジョンソン
  ジョーダン スピース
  アダム スコット
続いて第二候補
  フィル ミケルソン
  リッキー ファウラー
  ヘンリック ステンソン
そして第三候補
  ジャスティン ローズ
  松山 秀樹
  ダニー ウィレット
  セルヒオ ガルシア
  ルイ ウーストハイゼン  
 
こんな予想です。もちろん松山君に期待を
していますが もう少し時間が掛かるかな
と思っています。松山君同様 勝って
ほしいのは ガルシアです。2000年から
ツアーに登場したガルシア そろそろ優勝
してほしいです。そしてもう一人タイガーの
元気な姿みたいです。タイガーのプレーは
ゴルフファンを楽しませてくれます。

上に名前をあげた中でも ジェイソンディ 
マキュロイは 一つは勝つと思います。
そして 私が気になっている選手がいます。
第三候補のなかの ダニー ウィレットです。
イングランド出身の28歳。世界のゴルフ
ツアーの中で強豪選手の多いヨーロピアン
ツアーでここ数年 力をつけヨーロッパを
代表する選手になっています。この選手が
メジャーチャンピオンになるのではと密かに
思っています。

この優勝しそうな選手たちには共通点が
あります。それは300ヤードを超える飛距離
です。20世紀が終わり16年が経ちました。
2000年には300ヤードを飛ばせる選手の
名前をあげられましたが 今は飛ばすことは
最低条件になりました。クラブ ボールの
進化によって ゴルフスイングも変わりました。
今のスイングで 1980年のころの道具だった
ら 左右50ヤード以上曲がると思います。
道具の進化が人間の動きを変えました。

中でもボールが大きく変わりました。材質が
糸状のゴムを巻いていたものが ゴムのかた
まりになり 中心から何層かの構造になり
カバーもウレタンなどが使われるように
変わりました。そしてボールの外側の小さな
へこみであるディンプルの数も飛ばすために
ルール内で 各メーカーが開発しあい性能が
良くなっていきました。飛ぶだけでなく 曲がり
づらいようにも開発され プレーヤーは 一層
早くクラブを振ることに向かっていきました。

このことで 以前は体のターンを重視した
スイングになっていたものが 現在はクラブを
早く振るために 上体や腕の筋肉の強さが
求められ始めています。ですから昔パーシモン
(木製)でゴルフをはじめ その頃のイメージで
スイングしているプレーヤーは道具の進化の
恩恵を受けにくくなっています。以前のゴルフ
スイングは今より難しく 習得するのに時間が
かかりましたが 現在のスイングは以前の
ものよりシンプルになり10代の時から300
ヤード飛ばせます。皆さんもチャレンジして
みてください。

これからのゴルフツアー 300ヤードが当たり前 
ジェイソンディのように 350ヤードを飛ばす選手
たちが 次々と登場してきそうです。これから
メジャーチャンピオンになるためには 280ヤード
以下の選手では 相当苦しくなると思います。

飛ばすぞーーー。

【注意点】
今月 日本プロの予選に出ました。新しい
イメージのスイングで挑み 以前より飛んで
いました。しかし 頑張りすぎて ひざ痛めま
した。笑
子供たちの(若手プロ)平均ぐらいまで飛んで
いたので振りすぎました。笑
皆さんも気を付けてください。年齢と相談
しながら。


 

 

2016年03月15日
 海外で戦うという慣れ

 3月も半分が過ぎ じわじわと暖かく
なってきました。そろそろコートをしまい
外へ出ていきたい季節です。先々週
人生初めてのインフルエンザにかかって
しまいました。38度を超える熱が下がらず
仕方なく病院に行くとインフルエンザB型
という診断を受けました。

日曜日という病院の休日にも関わらず
たくさんの患者さんがマスクをし診察を
受けていました。そのうち三分の一が
子供たちでした。アメリカでは少しでも
咳をしていると学校を休ませるのですが
(学校で咳をしていると嫌がられるため)
日本では少しぐらいの風邪ひきでは
学校へ行かせます。こんなことも子供
たちに風邪が広がる原因なのだと思い
ます。他にも電車や飛行機など密室の
中でマスクもせず 平気で大きなくしゃみ
や咳をする人がいることも病気を広めて
います。(インフルエンザの場合学生は
5日間 学校を休むことを国が指導している
ようです)

インフルエンザの診断を受けた私は
10分後にインフルエンザ菌を抑える
薬を口から吸い込みました。肺に届い
た薬の効果は次の日の朝には効いた
ようで熱は下がりました。しかし薬を
吸い込んだ時に少し喉の唾液に引っか
かったようなものを飲み込んでしまった
ことが原因のような気がするのですが
そのあと1週間くらい胃の調子がおかしく
何を食べても 消化をしっかりとしていな
かったような感じでした。薬とは一つの
病気を素早く治してくれますが 副作用も
あるのではと思ってしまいます。薬に
頼らない日頃の生活の大切さを つくづく
思い知らされました。

 ゴルフの話題に移りますが 日本女子
ツアー やはり今年も外国人選手が強い
です。先週のイ ボミさん 先々週のテレサ 
ルーさんの優勝と 開幕して2週とも昨年の
続きのような展開になっています。今年も
日本人としては残念なのですが この二人と
申ジエさんの三人の賞金女王争いになりそう
です。ちなみに私の予想はテレサ ルーさん
がいいのではと思っています。

一方日本の男子ツアーは国内での試合は
始まっていませんが 多くの選手が海外で
試合を始めています。アメリカでの岩田君
松山君 石川君 オーストラリアツアーへは
先週のニュージーランドオープンに谷原くん
薗田君をはじめ10人以上が そしてタイで
行われたヨーロピアンツアーとアジアツアー
との共同開催の試合へは片山君 藤田君と
戦いに行っています。日本人選手のゴルフ
意識レベルを上げるには とても素晴らしい
ことです。

私は日本人選手のゴルフ技術レベルは世界
で通用すると思っています。あとは経験を
積み重ね 海外での試合に慣れ 精神的に
タフになれば メジャー優勝も十分あると
思っています。現在は松山君だけにチャン
スがあると思われていますが ほかの選手も 
精神レベルが上がれば 十分にチャンスが
あります。そのためにも どんな試合でも
いいので 海外つまり日本語が通じない
地域でプレーすることが大切なのです。
日本語が通じない それだけでストレスが
溜まります。その中でも ゴルフに集中する。
回数を重ね慣れれば 誰にでもできること
なのです。初めは大変でも 続けているうちに
慣れてしまうのです。

日本女子プロツアーで外国人選手が強いのは
自分が生まれ育った国以外で戦い 精神的に
タフだから 結果が出ているのです。その彼女
たちも海外へ出た始めた時から強いのではなく
たくさんストレスを受け それを乗り越えたから
今があるのです。中には 海外へ出てすぐ結果
が出る選手もいます。でもそんな選手たちは
結果が出なくなると すぐ試合にも出れなく
なっていきます。精神的に強くなれていない
ので 考え過ぎてしまうためです。

精神的に強くなること ゴルフにとって技術
レベルの向上以上に大切なことです。今 
日本人男子プロゴルファーの動きは いい
方向に向かっています。海外の試合でプレー
することが 日本で戦っているような気持ちに
なれれば 日本人メジャーチャンピオンも
遠い先の話ではないと思います。

ローリー マキュロイもアダム スコットも
ジェイソン デイもガルシアも 少し前には
エルスもビジェイも ほかにもたくさんの
選手たちが 自分の生まれ育った国以外で
戦っています。日本人選手も慣れれば
いいだけなのです。

2016年03月01日
 ニュー アダムスコット

朝起きてカーテンを開けると 屋根の上には
白い雪が。外に出ると 真冬を思い出す
ような寒さです。しかし この寒さを最後に
週末には 昼間の気温が15度を越え 春本番に
向かって行くようです。

今週 日本国内の女子ゴルフツアーが沖縄
から始まります。ここ数年続く韓国選手達の
活躍に どれだけの日本人選手たちが入って
いけるかが 今年も注目だと思います。

一方 国内男子ツアーは20年前には現在の
女子ツアーと同様 3月の第一週から試合が
始まり40試合近くありましたが 現在はアジア
との共催試合を含めても26試合 国内の試合
スタートは4月の第三週 その上 シーズン
途中に試合が一か月近くお休み。もちろんスポ
ンサーがなくてはプロスポーツは 成り立ちま
せんが もう少し ゴルフを応援してくださる
ゴルフファンが楽しめる日程になってくれたらと
願っています。

アメリカツアーはアメリカ西海岸でのカリフ
ォルニアシリーズが終わり 先週からフロリダ
シリーズが始まっています。アメリカの中でも
湿度が高いフロリダは(日本と比べると 低い) 
今の時期 とても風が強く とても難しいコース
状態です。その上カリフォルの芝生と違い
ほとんどがティフトン。雨風 湿度に強い芝生で 
日本の高麗芝に近いです。イメージとしては高麗
芝が少しカールしているイメージです。ですから
少し長めのラフからだと とても難しく 慣れが
必要になります。そしてグリーンもティフトン。高
麗芝と同様 芝目が強く コース攻略にはフロ
リダのコースに慣れが必要です。

先週行われたホンダクラッシック。コースはマイ
アミから 少し北上したパームビーチのPGAナシ
ョナル 池が多く風の影響を受けやすいフラット
なフロリダ州の典型的なゴルフコースです。

松山君は股関節痛で途中棄権 岩田君は予選
落ち 日本選手は残念でしたが アダムスコット
とガルシア ファウラーの優勝争いは面白かっ
たです。特 最終日のスコットとガルシアの争い 
長尺パターで復活したスコット しかし今年から
のルール変更で パッティングスタイルを変え
ざる負えなく35インチ前後のパターでの戦い。
一方ガルシアも ここ10年近くパッティングに
悩み 最近やっと自分のパッティングスタイル
を見つけ 再び上位に顔を出していました。
そんなグリーン上で不安のある二人の優勝
争いでした。

結果は スコットが一打差で優勝。ショットは
二人とも 相変わらず素晴らしかったですが 
優勝を分けたものは スコットの新しいパッ
ティングスタイルを貫き通しことが 結果的に
少しだけガルシアを上回れたのだと思います。

そのスコットのパッティングスタイルの一番の
良かったところは リズムです。打ち方のリズム
ではなく ゴルフのリズムです。スコットの打順
になってラインを読む アドレスに入り構える 
そして 素振りをせず打つ。このリズムを徹底
してグリーン上でやっていました。このゴルフの
リズムがいいという事。 実は結果を出しいる
選手 みんなが行っています。結果の出ない
選手は ほとんどの場合 心配し過ぎる 考え
すぎるでゴルフのリズムが崩れています。

ゴルフのリズムの基本は「考える」「構える」
「打つ」これがすべてです。中学生や高校生が
いい結果を出しやすい要因はいつでも 考える
構える打つをしているからです。決して意識して
やっているのではなく 考えすぎるほどの知識が
ないからなのです。経験を多く積むとほとんどの
ゴルファーは「考える」「構える」【考える】
そして「打つ」をしてしまいがちです。

初めの考えと二つ目の考えが同じならば問題
ありませんが違うことが多いのです。構えている
うちに初めの考えに迷いが生じてしまう。その
原因はたくさんの失敗や今の自分のスコア順位 
どう見られているかなどがあげられます。悪く
なると「考える」「構える」「考えながら打つ」
とか 右へ行くという失敗をしたくないために
極端に左へ逃げるとか。打つ瞬間の頭の中は
ごちゃごちゃになってプレーをしている人も
います。

このゴルフの基本的なプレーに スコットは集中
してできました。それから打つ前の素振りをしな
かったことも 今のスコットには良かったと思い
ます。素振りをしないことで いいイメージも悪い
イメージも付けない。これも体をスムーズに動か
せた要因の一つだと思います。構える前のイ
メージだけを大切にプレーするには いいイメ
ージでも余計なものはいらないのです。

長尺パターを置いた新しいアダムスコットの
優勝。他の選手たちに 良い影響を与えてく
れそうです。

2016年02月22日
 楽しみ

 2月もあと一週間になり 日本国内では春の
気配同様 スポーツ界も動き始めています。
野球のオープン戦 サッカー そしてゴルフも 
レギュラーシーズンがスタートします。(男子
ゴルフツアーはアジアでスタートしていますが)
2016年のスポーツ界では どんな選手が活躍
するか楽しみです。

 先々週 アメリカで優勝した松山君 今週の
ロサンゼルス リビエラで行われたノーザン
トラストオープンでも 体調があまり良くない中
でも 上位に顔を出し 力がついたことを見せて
くれました。3年目の今シーズン 自分自身の
慣れだけでなく 周りの選手 ギャラリーたちも
松山君が上位で戦っていることに慣れてきた
感じがあります。海外からのお客様から ツアー
の一員として認められたのだと思います。
今シーズン もう一勝しても不思議ではありま
せん。楽しみです。

一方 シード選手の石川君 体調を崩し 休んで
いますが 少し心配です。一昨年 昨年と 多く
試合に出すぎたことが ここにきて体の疲れに
出てきているような感じです。日本とアメリカの
試合に出場し過ぎ 数多く飛行機に乗り 日本と
アメリカとの往復 皆さんが思っている以上に 
体には負担がかかるのです。石川君は 早く
試合には出たいでしょうが 今は体調をしっかり
戻すことに専念してほしいです。

そして もう一人 岩田君。先週惜しかったです。
結果的には4位でしたが 優勝してもおかしく
なかったです。今週は予選落ちでしたが 経験を
積み 慣れれば また優勝争いに顔を出して
くれると思います。ひとつ気になるのは 先週
最終日のバックナイン。優勝争いの緊張の中
セカンドショットがグリーンに乗らなかったので
すが その事は問題ないと思います。しかし
残り3ホールの16番ホールのセカンドショット
気持ちを奮い立たせピンを狙いすぎ 寄せづらい
ところに外し ボギーにしてしまった。もちろん
岩田君は 勝ちを意識して 積極的にいったので
問題ないように見えますが このことは良かった
ようで 多くの選手が陥りやすいミスなのです。

初優勝は勝とうとして勝てるものではなく勝って
しまうものだと思えれば もっと自分のプレーに
集中できるのだと思います。勝とうと思わなけれ
ば 勝てないという人がいますが 初めて勝つ
(5回目くらいまでも)時は 勝手に勝ってしまう
つまり自分のプレーに集中していれば 結果的に
勝っているのです。松山君の初優勝 2勝目とも
プレーオフ。両方とも自分のプレーに集中し
相手がミスをしてくれた結果でした。力のある
松山君でもそうなのです。岩田君にもとにかく
自分のプレーに集中して結果を出してほしい
です。楽しみにしています。岩田君は自分が
思っている以上にうまいのだから。

楽しみといえば 今週勝った バッバ ワトソン。
バッバ変わりました。優しい繊細なバッバから
落ち着いたバッバになりました。バッバ自身が
自分の弱い点と向き合い 変化してきたのだと
思います。今年は4つのメジャーのうち 一つは
勝てそうな気がします。

アメリカツアー 今年は楽しみがたくさんあります。

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