水巻ブログ
2007年07月26日
これから

 サッカーの日本代表チームが アジア選手権の準決勝で サウジアラビアに
負けてしまいました。スコアは 3対2で。 あと一歩のところで アジア選手権
3連覇を達成できませんでした。そういえば タイガーも 全英オープンの3連覇を
達成できませんでしたね。同じ大会で3年続けて勝つのは よほど実力に差が
ないと難しいのでしょう。
 話はサッカーに戻りますが ここ数年 日本代表チームの試合を見ていて
強いフォワード(FW)の選手が育ってきていないと思うのは 私だけでしょうか。
フォワードの選手は 得点を取るのが仕事ですが 得点が 90分間で
0点とか 1点とかという試合が続いているように思います。今のチームのフォワードの
高原選手は 何年もの間 ヨーロッパのクラブチームに所属し 厳しい
ポジション争いをしながら 世界に通用する選手に育ってきました。
日本のJリーグで戦っている他の選手は 高原選手のように 相手の選手と体が
ぶつかりあっても 当たり負けしないという フィジカルな強さが もう一歩の
ようです。また 何が何でも 「自分が点を取るぞ!」という 激しさが見えませんでした。
今回のアジア選手権の サウジアラビアとの準決勝の試合でも
総合力では 日本チームのほうが 上のように見えましたが 決定力が 
少しだけ サウジアラビアのほうが 上回っていたような気がしました。
 このことは 選手個人の問題ではないと 私は思っています。
基本的な問題点は 日本人の教育観にあるのではないでしょうか。つまり
日本は 世界の中でも非常に裕福な国で 国民全員が 義務教育を受けることが
できます。その教育方針には できる人を どんどん伸ばすというのではなく
できない人たちの能力を引き上げ みんなでがんばっていこう という
姿勢が見えます。このことは 非常にすばらしいことだと思いますが 世界の
サッカー(他のスポーツにも当てはまりますが)においては 「みんなで仲良く
がんばりましょう」では 通用するわけがありません。「何が何でも」とか 「俺が俺が」
とか そんな選手じゃないと 世界水準の選手にはなりにくいのです。
実際 ゴルフ界でも セベ・バレステロスやグレッグ・ノーマン 今のタイガーたちも
「俺が俺が」の部類の人たちでした。
そんな規格外の 大きな可能性をいっぱい秘めた子供達を 我儘だからだとか
手に負えない とか言って 指導者は スーパースターに育てようとはせず
教科書どおりのいい選手に育てることを 目指しているのではないでしょうか。
それと もう一つ。日本では 指導者が 言う事を聞かせようとし過ぎる 
傾向があるように思います。自立心を育てようとはしないで。この自立心を
育てるという事は 口で言うのは簡単ですが とても大切なことで
指導者の 大きな忍耐力が必要とされます。共に考え そして その子供に
とって BESTな方向へと導いてあげる。ですが 今は 指導者自身の経験値だけで
教えてしまいがちになっているようにも思えます。
日本では 教育というと 教育者が教わる者に -知識や経験を与える-
つまり 上から下へ 一方方向になっていますが 英語のエデュケーション(日本語訳では
教育)は -教える者が教わる者の能力を引き出す- という風に考えられています。
日本のゴルフの世界でも 個性のあるスイングをする先生に習うと 
生徒も似たスイングになりやすいのも このようなことからだと思われます。
ですから ロナウジーニョ(ブラジルのサッカー界のスーパースター)やベッカム
のような選手が 日本からは育ちにくいのです。 
 日本から 世界のスーパースターを生み出すためには もちろん すばらしい
指導者を育て上げていく事も 大切ですが 日本人一人ひとりが
スポーツ界だけではなく いろいろな分野で ムキになってがんばっている人や
世界で一番になるんだと大口をたたいている子 タイガーをやつけるんだと
夢みたいなことを言っている若者を 今は結果が出なくても
温かい目で 応援し続ける気持ちを持つことが 大切なんだと思います。
    どんどん出て来い がんばるちから。待ってるぞ!!!

16:07 |
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