水巻ブログ
2007年08月28日
 日本学生に行ってきました

先週 兵庫県の北六甲カントリークラブで 日本学生ゴルフ選手権がありました。
最終日の24日に 縁あって見に行くことができたのですが 男女共に これからの
日本のゴルフ界で活躍してくれそうな子供達がたくさんいる事に あらためて
驚かされました。

pict-IMG_0203.jpg

試合の結果は 男子は中道君(東北福祉大4年) 女子は川満さん(立命館大2年)が
優勝しました。3連覇のかかった池田君(東北福祉大4年)は残念ながら 3位に
終わりました。
そんな中 女子の試合の18番ホールで 「さすが」と思える出来事に出会いました。
それは 最終ホールを迎えて 6アンダーの2位で来ていた 同志社大1年の東選手が 
パー4のホールの セカンドショットを右手前のバンカーに入れ うまく出ず ダブルボギーで 
ホールアウトし 結局 4タイに終わってしまった時のことです。
終わった後 彼女は 応援に来ていた家族や 同志社のチームの皆なの前で泣いていました。
その時のことです。
彼女のおじいちゃんが一言。
 「負けて 泣くやつが あるかっ!!」って 
そしてもう一言。
 「バンカーの練習をしないからだっ!」と
このおじいちゃんは 病気で入院していたのに 孫の晴れ姿を見たいがために
無理やり病院を抜け出し 暑い中 応援に駆けつけてくれていたのでした。
周りから見ていると 彼女は1年生でしたので 初めての日本学生の試合で
優勝争いをして 充分がんばっていましたが おじいちゃんは 偉かった。
本当に 彼女のための 言葉でした。
この言葉は これからもゴルフを続けていく彼女にとって 忘れてはならない言葉だと思います。
-愛情に満ち溢れた 言葉- 
  こんなことを 語れる大人に
  私もなりたい。。。。。

2007年08月27日
 感動 感謝

 今年の夏も 終わりを迎えようとしています。
今年は 日本各地で暑い日が多く 地球温暖化現象の恐ろしさを 身に沁みて感じました。
私は 今年試合で4回北海道に行きましたが 北海道でも変な天気が続きました。
6月の旭川オープンでは 6月の北海道だというのに30度を越え
7月のセガサミーの時は 雨が多く 寒く 8月始めのサンクロレラの時は
台風の影響で雨。そして 中旬の北海道オープンの時は 35度の猛暑と
散々でした。 北海道の知り合いの方も 今年は農作物が心配だとおっしゃていました。
そんな暑さが厳しい中でも 夏休み中の子供達は 野球に ゴルフにとがんばっています。
夏の高校野球を 久々に見ることができたのですが とても新鮮でした。
あの真剣な眼差し 真剣なプレーを見ていると 本当にうれしく いい気持ちになりました。
そんな中 感じさせられた事がありました。それは テレビでも感じ取れるくらいの 
強烈な暑さの甲子園球場に たくさんの観衆がつめかけて うちわであおぎ 
タオルで汗を拭きながら 野球を見ている姿にです。
どうして・・・。こんなに暑いのに・・・。
そして考え及んだのは こんなことでした。
「今の世の中は 本当に楽しいのではなく 楽しまされていることばかりじゃないのか。」
テレビの番組も 作られたものだったり たくさんある娯楽施設も 刺激を受けさせられ
喜ばされていたりと 与えられたものが氾濫しすぎているような気がします。
高校球児達の 勝った時の赤ちゃんのような笑顔や 負けた時の悔し涙。
懸命の一塁ベースへのヘッドスライディングを生で見て 一緒に喜んだり 感動して 
わくわくする気持ち 幸せな気持ちが 本当に自分を 喜ばせてくれる 楽しくなれる・・・と。 
こんな事に 少しづつ気づき始めた大人達が増えてきたのではないでしょうか。
野球場や ゴルフ場などへ行き スポーツ観戦を楽しむ。
とても素敵なことだと思います。スポーツって 本当に いいですね。
自分でするのも 見るのも どっちもいいです。
わたしも みなさんに感動をしていただけるように ゴルフを続けたいと思います。
 最後に一言。
 今日8月27日は 私の49歳の誕生日です。
若い時は 誕生日は うれしいだけでしたが 今は両親に感謝をしています。
誕生日は 自分がうれしい日ではなく 生んでくれた(この世の中に出してくれた)
母親 そして父親にとっての記念日なのかもしれません。
 ありがとうございます。・・・感謝・・・。

2007年08月17日
 年齢と共に ―男の成長―

 タイガーが全米プロで優勝しました。メジャー13勝目。あと5勝で
二クラウスのメジャー最多記録に並びます。年齢的にみても 記録を
塗り替えることは 間違いないと思われます。今回は パパになって初めての
優勝で 彼にとっても 今までとは少し違った勝利だったと思われます。
今回見ていて感じたのは 以前は強さの中に 激しさみたいなものが
ありましたが 今回は強さの中に 粘りというか 本物のの強さみたいな
ものがあったような気がします。これにも 父親になったという影響が
出ているのかもしれません。守らなければならないものがある時の
父親(雄)の強さという本能から来たものなのかはわかりませんが・・・。
このことは タイガーだけではなく ミケルソンにしても ビジェイにしても
エルスにしても 共通して同じことが言えると思います。
自分自身を振り返っても 独身でプロを目指していた時 プロテストに受かるのに
4年近く掛かってしまいましたが 結婚し 子供が生まれた年に
関東オープンで初優勝ができ 一人前のプロゴルファーに
なれたような気がした事を思い出します。
独身のとき。結婚してから。そして子供が生まれてから。 と男は
仕事に対しての 向き合い方が 少し続つ変化していくのだと思います。
夢だけを追える独身の時。夢を一緒に見る事ができる 結婚をして二人の時。
そして子供ができ 守らねばならないものを守りながら 夢を
実現させようとがんばる時。これらを経て 男は本物になっていくのでしょうね。
前出の4人も 独身のときとは違い ずいぶん 男になった気がします。
ですから 裏を返せば 今日 日本ジュニアで優勝した 高校生の
石川 遼君などには どんどん がんがん 思い切って プレーをしてほしいのです。
子供達には ゴルフをプレーしていて 失うものはないのですから。
今日 67でプレーできたら 明日は66で。66でプレーできたら 65で。
いつかは59で・・・。 そのくらいの気持ちをもってほしい。そして 彼ら子供達には
プロになるだけでもなく 試合で優勝するだけでもなく アメリカへ行くだけでもなく
メジャーの試合にでるだけでもなく メジャーに勝って 世界で一番になるんだと
いう気持ちで がんばってほしい。失うものなんてないのだから。 

2007年08月12日
 強さ

 全米プロゴルフ選手権の2日目が終わりました。
タイガーが 2日目に63という スコアを出して トーナメントリーダーに立ちました。
試合を見ていると 集中力の高さといい 自分自身をよくコントロールできている点といい
優勝の確立は 非常に高いような感じがします。そしてもう一人 楽しみな
選手が調子を上げてきています。以前は ビッグ4といわれ タイガー ビジェイ 
ミケルソンと争っていた アーニー・エルスです。何年か前に 膝の手術をして
3人には少し離された感じでしたが 今年の全英でも上位に来ましたし 今週も
いい位置でプレーをしています。アーニーのスイングは とてもやわらかく
ゆったりとしていて 彼の性格そのものです。
上が女の子 下がパパそっくりの男の子で 本当にやさしいお父さんです。
そんな彼が またタイガーたちと 優勝争いをしてくれる事は 本当に楽しみです。
私は少し前までは タイガーを世界一だとは 思っていませんでした。
(現在は もちろん一番であることは 間違いのないことだと思っていますが)
それは タイガーは アメリカだけで試合することが多く ほかの国へは
招待で 何試合にか出るだけでした。(ミケルソンも同様。)
私は 1993年ごろから 海外の試合に出始め アメリカだけではなく
アジア オーストラリア イギリスなどで プレーをしましたが その先々に
アーニーとビジェイはいて いつも優勝争いをしていました。そのころ
彼らは ヨーロッパを中心に戦っていましたが 1995年前後に 世界中で
1年中 試合をするようになりました。ビジェイは 2000年を過ぎた頃からは 
アメリカを重視するようになり 2003年 2004年とアメリカの賞金王に
なりましたが アーニーの方は 相変わらずの転戦でした。
アーニーの1年間のスケジュールは 次のとおりです。
1月は 前年から続く 南半球で行なわれている南アフリカツアーに出て 2月には
東南アジアにきて その間にハワイとオーストラリアに行き
3月は西アジア。3月終わりには アメリカ東海岸。4月マスターズ。6月全米オープン。
7月は イギリスで全英オープン。8月全米プロ。その間に アメリカツアーと
ヨーロッパツアーに何試合か出場し 11月には日本にも立ち寄り また12月からは 
彼の生まれた南アフリカへ戻って行くというものです。今年は 今年から始まる
アメリカツアーのプレーオフで 9月の4週間は アメリカにいることに
なると思われます。
アーニーは これを10年以上続けています。すごい スゴイ 凄い。
ですから 世間でビッグ4といわれていた頃は 私は アーニー・エルスが
世界で最強のゴルフプレーヤーだと思っていました。
みなさんは どう思われますか?
アーニーを見ていると 強いとは何かと考えさせられます。
特定のことに対して結果を出すことが強いのか 忍耐強くがんばることが
強いのか 男の強さとは何なのでしょうか。
もし 後者が男の強さならば 昔の父親より 今のパパのほうが
強いのかもしれませんね・・・。
   

2007年08月09日
 次の世代へ

 今年最後のメジャートーナメント 全米プロゴルフ選手権が始まります。
今年のタイガーは まだメジャーでは勝っていないので 最後のチャンスです。
彼の場合 メジャーでの勝ち星がないと スランプじゃないかと思われるのですから
他の選手とは違い 本物のスーパースターなのでしょうね。
スーパースターといえば 野球のバリー・ボンズ選手が大リーグのホームラン記録を
塗り替えました。756本のホームラン。凄い記録です。
しかし 少し前から 筋肉増強剤が アメリカ野球界で 問題になっています。
アマチュアの競技では ドーピングの問題は以前から 厳しく検査が
行われてきましたが プロの競技では あまり関心をもたれていませんでした。
それが オリンピック(以前はプロは参加できず)などの 国際大会にも プロが
参加できるようになった事をきっかけに プロの世界でも問題にされるようになってきました。
そもそもドーピングとは 選手個人の力量だけではなく 筋肉増強剤や興奮剤などを
用いて試合に出場し 好成績を求めようとするもので スポーツをする上では
非常にアンフェアなものです。
そこで オリンピックなどでは ドーピング検査をして フェアに戦ってもらおうとしているのです。
しかし 大半の選手がフェアに戦おうとしているのに 成功すればいい。
結果さえ出せば何をしてもいい。お金を稼げばいい。みたいな考え方をしている人が 
ステロイド(筋肉増強剤)や興奮剤などを 使って戦おう。 と後を絶たないのです。
話は戻りますが ボンズ選手がステロイドを 使っているかどうかはわかりません。
本人だけが 知っていることです。実際 私の知り合いの アメリカ人の元メジャー
リーガーは 使っていましたが。
問題点は メジャーリーガーや他のスポーツ選手達が それらを使う使わないと
いうことではなく 彼らに憧れている 子供達への影響が 心配なのです。
憧れられている人や 成功している人は 子供達(次の世代の人たち)の目標に
なっているのですから 結果を出すだけではなく 人間として尊敬できる人に
なってほしいのです。
最近 日本では 少し変化が出てきたように思います。
何かといえば 少し前までは ビジネスで大成功して 大金持ちになればいい。
スポーツの世界でも強ければ 何をしてもいい。 というふうな考え方が
通用しましたが 今は 少しずつではありますが 人間としてはどうか。
その人を尊敬できるか。ということが 大切にされてきているような気がします。
昔の日本ではあたりまえだった事が やっと見直されてきたのかもしれません。
私達大人は しっかりと 子供達にこの事を 教えていきたいですね。 

2007年08月07日
 185cm

アメリカでは先週 タイガーが パパになってから初めて優勝しました。
世界ゴルフ選手権という試合で オハイオ州にあるファイアストーンというコースで
毎年行われています。ここは タイガーが得意とするコースで 6度目の勝利だと
思います。どうして このコースが タイガーに向いているかといえば 
とにかく コースが長い。(今年は 開催週が3週間早かったせいか
フェアウエイが硬く 飛距離が出やすい状態でしたが)例年は 雨が多く フェアウエイは
やわらかいので ドライバーショットが高い弾道で キャリーの出る選手が有利で
尚且つ ラフが伸び そのラフも水分が多く やわらかいので ヘッドスピードの速い
選手がどうしても いいスコアを出しやすいのです。
(今年は 雨が少なく フェアウエイが硬かったので ロングヒッターの選手で
なくても 上位にいけたようですが。)
私が 出場した時も フェアウエイがやわらかい時でしたので 随分苦労した
覚えがあります。
最近のUSPGAツアーの試合を見ていると 7500ヤード前後のコースで試合が
行われることが多くなってきました。これは プレーヤー全体のドライバーの
飛距離が伸びたことが要因で コースセッティングが長くなってきているのですが
長くなれば長くなるほど タイガーのような 長身(185cm)で 飛ぶ選手が
有利になってきます。 背が高く 手の長い選手は ラフに入っても クラブを
鋭角に入れることができ 5、6番のクラブでも ラフからグリーンまで飛ばせますが
170cm前後の選手では 同じところからでも 9番、PWで打たないと 
出すことができないのです。こんなところにも 今年アメリカで 丸山茂樹くんが
なかなか結果をだせない原因になってるのではないのでしょうか。
実際ここ何年かは タイガーをはじめ ミケルソン ビジェイ・シンと190cm前後の
選手が 上位をしめています。
10年くらい前までは 180cmがゴルファーの理想と言われていましたが
現在は 最低でも185cmは欲しいといわれてきています。しかし180cm以下の選手でも
トレーニングを積んで 体を大きくし タイガー達に 立ち向かっていって欲しいものです。
以前 タイガーとトレーニングの話をしていた時に 彼に どこの筋肉を大きくしたら
いいのかを聞いたら 「肩の後ろから肩甲骨のまわりが大切だ」 と話していました。
もちろん トレーニングが必要なのは その部分だけではないのですが 重要なのは
確かです。タイガー自身も 自宅にあるトレーニングジムで しっかりとトレーニングを積み
試合のない週は 朝早くから 1時間くらいジョギングもしています。
世界で一番になるためには 寝ることも惜しんで しなければならないことを
しっかりとしているんですね。
これから がんばっていく人たち! タイガーに負けるんじゃないぞ!
 

2007年08月06日
 こつこつ

 先週は 北海道の小樽で サン・クロレラクラッシックが行われ どうにか予選にも
通過でき 4日間プレーすることができました。小樽CCは 日本で 一、二を争う
難しいコースとして知られています。コースは フラットで ギャラリーにとっては
非常に観戦しやすいコースですが 選手にとっては 7500ヤードを超える上に
気の抜けないホールが続く タフなコースです。特に優勝争いをした選手達は 3試合くらい      
プレーをした気分になったのではないでしょうか。280ヤード前後の飛距離の私では
セカンドショットで 何回 フェアウエイウッドを持たされたことか・・・。
ですが 私にとっては 大好きなコースのひとつです。何といっても
本当にやりがいのあるゴルフコースですから。
トーナメントの方は 菊池 純君と 鈴木 亨君の プレーオフの末 菊池君が
初優勝を飾りました。シード選手になって5年目。やっと実現した
優勝の瞬間でした。早いのか 遅いのかはわかりませんが 着々と力をつけてきて
いた事は確かです。170センチそこそこの身長。決して体力に恵まれて
いるわけではありませんが 明るい性格と 結果を出したいという強い気持ちが
優勝に結びついたのだと思います。
私が彼を見ていてそう感じたのは 昨年 ぎっくり腰をしてからの 彼の行動からでした。
トーナメント会場には 毎週 フィットネスカーが来ていて 選手は その車の中で
トレーニングや体のケア(ストレッチや治療)をしています。
(このフィットネスカーのことは 後日 また書きます。)
菊池君も 以前から フィットネスカーには 来ていましたが ストレッチを
するくらいで帰っていました。しかし ぎっくり腰をしてからは 治療をしながらプレーを
続けていました。トレーナーの成瀬さん(私も非常にお世話になっている)から
腰痛予防の体操をするように言われ それを実行していました。
今シーズンに入ってからは 腰の状態もよさそうな感じでプレーをしていましたが
毎日フィットネスカーに来ては エアロバイクで汗を流し ストレッチをし
そしてそのあとに 腰痛体操を必ず行う姿を見ることができました。
人は誰でも 体の調子が良くなってくると 気を抜いて いままで
続けていた事を 止めてしまいがちですが 彼は 地味なことを 黙々と続けていました。
これを見た時 いつかは 結果はでるだろうなと感じていました。
継続は力なりです。 
基本や土台を作るには 地味なこと つまらないことを ただ続けていくしか
ないのだと 私は思います。みんな華やかなことが好きですが
強くなった人 結果を出した人は 皆この土台続りをしてきています。
言うは簡単 するは大変です。いつ結果がでるのかはわかりませんが
目標を達成するのには これが一番の近道なのだと思います。
合言葉は こつこつ です。
土台は こつこつ です。

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