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今年の日本シニアオープンは 65歳の青木 功さんが最終日 65というスコアで大逆転の優勝を飾りました。シニアの試合は 満50歳になると参加資格ができます。ですから どうしても 尾崎 建夫さん 中嶋さん 飯合さん 室田さん 友利さんなど 50代前半の選手の活躍が目立ちます。そんな中で65というエージ・シュート(自分の年齢よりも少ないスコアであがる事)での優勝。 あらためて青木さんのエネルギィ―には驚かされます。レギュラーツアーもおもしろいのですが 日本のシニアツアーも見ていて楽しい選手が 増えてきました。上記の選手のほかに 今 アメリカのシニアで活躍している 倉本さんや 尾崎 直道さん そして今年から シニアの仲間入りをした渡辺 司さん 湯原さんなどもいます。(個人的には 本人はレギュラーにこだわり シニア入りを拒否していますが ジャンボ尾崎さんにも参加してもらいたいと思っています) 私も来年から 参加資格が出来ますが 今から うれしいような また新人から 始めなければならなくて大変なような・・・。
一方レギュラーツアーの方は 47歳のフランキー・ミノザ選手が 久しぶりに優勝しました。私と同年代で 同じ時期に 頑張っていた選手が 勝ってくれた事は とてもいい刺激になりました。今日のお話は この優勝した時の優勝のスコアのことです。先週のレギュラーツアーの優勝スコアは14アンダー。シニアは12アンダー。丸山 茂樹君が2位になったアメリカの試合は19アンダーとスコアはいろいろです。もちろん シニアとレギュラー そして日本とアメリカと 多少のレベルの差とか 選手層の厚さの違いとかはありますが 一番 優勝スコアに関係してくるのは コースセッティングの違いです。
このコースセッティングとは まず コースの長さです。現在は シニアでは7000ヤード弱。レギュラーでは 7200ヤード前後。アメリカのレギュラーでは7400ヤード前後で行われています。次にフェアウエイの幅です。 これは レギュラーでは25ヤードから30ヤード。(日本オープンなどは20ヤード弱)シニアは少し広め。そして意外にもアメリカでは フェアウエイが日本より広いのです。35ヤード前後です。理由は後で述べます。次にラフの長さです。試合によって違いますが レギュラーよりもシニアのほうが短く ラフからも打ちやすくなっています。そして最後にグリーンの速さと固さです。シニアよりレギュラーのほうが速く 微妙なタッチが 必要になってきます。日本とアメリカのレギュラーのグリーンのはやさ(ボールの転がるスピード)は それほど変わりません。もちろん マスターズなど特別に速いグリーンの試合もありますが。そしてスコアに一番関連するのが グリーンの固さです。固ければ固いほど いいスコアが 出づらくなります。フェアなセッティングのグリーンとは フェアウエイからのいいショットは止まり ラフからのショットは止まりづらいというものだと思っています。ゴルファーの中には たくさんバーディーの出るコースは良くなく 難しければ難しいほど いいコースであると勘違いされている方がいますがそんなことはありません。 先日 日本オープンが行われた 相模原カントリークラブでも 優勝スコアは5アンダーでしたが フェアウエイを広げ ラフを短くし グリーンをやわらかくすると 20アンダー近いスコアにはなるのです。ですから コースセッティング次第で 優勝スコアを20アンダーにも イーブンパーにもできるのです。日本のレギュラーツアーでの優勝スコアは 10アンダーから15アンダーに設定されています。先ほど アメリカではフェアウエイの幅が 日本より広いとお話しましたが それはフェアウエイから どんどんピンへ攻めやすくすることで 選手をアグレッシブルにさせているからです。私がアメリカで試合をしていたときの コースに対しての印象は ドライバーでのティーショットが 日本に比べてやさしいというものでした。そこからのピンを狙うショットは タフなものでしたが フェアウエイからなのでどんどん狙っていくのです。 強い選手になると 練習日に練習ラウンドをすれば だいたいの優勝スコアがわかるのです。日本と海外とでは 地理的な条件や 気候的なものの違いがあるので 同じようにはならないのですが アメリカ的でもなく ヨーロッパ的でもなく 日本の気候にあったセッティングが出来ていくといいですね。
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