水巻ブログ
2008年01月30日
 継続は力なり って本当みたい

 タイガー・ウッズの2008年がスタートしました。カリフォルニア州のサンディエゴの トゥーリー・パインズというゴルフ場で 毎年行われているビューイックインターナショナルが オープンゲームです。サンディエゴはアメリカの中でも非常に気候が安定していて 気温は夏は25度前後 冬は15度前後と 1年中住みやすいところで 東海岸のフロリダと共に アメリカ人の憧れの場所として有名なところです。試合は サウスコース(18ホール)とノースコース(18ホール)の36ホールで予選を行い 土曜・日曜の決勝ラウンドは サウスコースを使っておこなわれます。トーナメントは タイガーのぶっちぎりの優勝という形で終わりました。彼はこのコースが大好きで 今年の優勝で この試合は4連勝です。今年のスイングを見ていると 一段とスイングがコンパクトに 安定したスイングになっているようです。プロになった頃は もっと下半身を使って体全体でスイングしていました。スイング軌道もアップライトで インパクトの時に少し飛び跳ねるように振っていました。その理由は 体がまだ大きくなっていなく ボールを遠くに飛ばすためには 体全部を使わなければならず いつも100%で振る感じでした。それからトレーニング量を増やし 少しずつスイングを変えて 今のバランスのいいものになってきました。
 スイングを変え始めた頃 オーランドのアイルワースの練習場でマーク・オメーラが タイガーのスイングをチェックしている時 横で練習していた私を呼んで「ヨシ 見てよ。タイガーのスイング 全然フラットになってないよね」っていうので 見てみると タイガー本人はフラットに振ろうとしているのに それほどかわっていませんでした。「全然 変わってないね」って マークと顔を見合わせて笑っていたことが 懐かしく思い出されます。それから10年近くが過ぎ トレーニングの成果で 上半身が倍の大きさになり (特に腕が太くなったこと 肩から背中・腰にかけての筋肉が大きくなったことが凄い)スイングに力強さが増し そして家族が出来たことで 精神的にも安定感を増して まだまだタイガーの時代が続きそうです。今年は たぶんメジャーを 最低でも2つは勝つと思います。その位 他の選手との差が出てきたのではないのでしょうか。そんな中 この試合で今田竜二くんが2位に入りました。タイガーとは 高校時代ジュニアの試合で争っていた今田君が プロになって またタイガーと争える位置にまで来ました。プロになってから なかなか結果がでませんでしたが ここ2・3年で PGAツアーで優勝を狙えるところに来ました。あきらめずに頑張ってきたことが 今の今田くんの力になっているのだと思います。近い将来に必ず 優勝した彼の姿を見ることが出来ると思います。タイガーにしても今田君にしても あきらめずに上手くなりたいと思い続けたから いまがあるのです。継続は力なりです。言うのは簡単ですが 続けるのは大変です。
 皆さんの中で タイガーみたいになりたい人は 頑張ることを がんがん続けてください。他の方は のんびりと 休み休み 続けてください。何事も。そして 少しづつ 休む時間を短くしてみてください。いつのまにか がんばっている自分に会えると思います。素敵な自分と。

2008年01月21日
 楽しいというエネルギー

 昨日の日曜日 フジテレビの 『みんなの競馬』にゲストとして出演させていただきました。番組はバレーボール選手だった 川合俊一くんと タレントの ほしのあきさんが 司会を務め 競馬を楽しみましょう というものです。二人とも いままでほとんど競馬をしたことがなく 賭け事というより 馬の競走を楽しもうという感じです。私の競馬歴は 20年ほどになりますが 儲かるということはなく お金を払って 楽しませてもらっています。日本中央競馬会の優良顧客であることは 間違いないと思います。競馬の何が楽しいのかといえば 予想をすること(考えること)です。競馬は レースがある前日に競馬新聞が売られるのですが それを購入し レースが始まるまで いろいろと考えて予想をしている時がいいのです。もちろん それで当たれば最高ですが・・・。ですから 大きなお金を賭けてしまうと 楽しみというより 苦しみになってしまうので あまり大きなお金は賭けません。私は 馬の血統や調教などはあまり詳しくないので 予想は騎手を中心に考えます。もちろん みなさんも知っている 武 豊くんを中心に考えますが たくさんの競馬騎手をみていると プロゴルファーと同じで いろいろなタイプの人がいることがわかります。他のプロスポーツ選手と一緒で 感性のいい人が いい結果を出し いい結果を出したいという欲望の強い人が いい騎手になっているような気がします。そして 競馬の騎手の世界でも 若い人たちの活躍が 目立って来ました。 関東の松岡くんや 関西の藤岡 佑くんなど 20代前半の人たちががんばっています。どんな世界でも 若い人たちが活躍し それを たくさんの人たちに応援していただくことが そのスポーツの人気を支えていきます。私達プロゴルフ界でも 10年前にタイガーのおかげで 若い人たちがゴルフに興味を持ち 現在の石川 遼くんみたいな 10代の子供達が登場してきました。とてもありがたいことです。がんばれ がんばれ。
 わたしも 今年50歳になりますが シニアゴルファー1年生として 旅館の主人1年生として そして ゴルフの解説や ゴルフを通じて他の世界の人たちとかかわり 少しでも役立てるように 若い人達に負けないように 楽しんでがんばっていきます。

2008年01月17日
 ハワイで

 ご無沙汰しています。今日 ハワイから帰ってきました。フジテレビで放送されていた ソニーオープンの解説で 1週間行ってきました。日本人が多く 英語が話せなくても 暮らせていけそうなくらいの感じです。私も ハワイには このソニーオープン(以前はハワイアンオープン)の出場や トレーニングなどで 10回以上行っていますが いつ行っても気持ちがいいところだと感じるのは 私だけではないと思います。今回の試合の解説には 私と横田真一君のほかに 昨年までヤクルトスワローズの監督で 選手でもあった 古田敦也君も参加してくれ とても楽しいものでした。面白かったのは古田君の見方で 選手の表情が気になるようで 丸山茂樹くんのインタビューでの表情。立山くんの顔つき。優勝したK.J.チョイ選手のプレー中の変わらない表情。2位になったサバティー二選手のエキサイティングな表情に目が向いていました。たぶん野球のキャッチァーというポジションで 相手のバッターの表情をいつも見ているので ゴルフでも選手の顔を見ていると どんなことを考えているのかが感じとれるのだと思います。プロゴルファーとは違う見方で なかなかおもしろいものでした。pict-IMG_0070.jpg

 試合のほうは 韓国出身のチョイ選手が優勝し 日本の選手は丸山茂樹君の25位が最高でした。しかし 8人中5人が予選を通過し あらためて 世界と日本のレベルが近づいていることを感じさせてくれました。
ひとつ あらためてアメリカだなということもありました。それは予選通過のルールの変更でした。いままでアメリカでは 2日目を終わり70位タイの選手(日本の場合は60位タイ)が 3日目からの決勝に進み賞金を貰えるのですが 今年からは 基本的には70位は変わらないのですが 予選通過した選手の人数が78人を超えたときは 予選通過が1ストローク良くなってしまうのです。具体的にいうと 今回のソニーオープンのように イーブンパーで70位タイ85人の選手がいた場合 去年までは このスコアまで予選通過したのですが 今年からは 通過した選手が78人を超える85人いたため 人数制限で 予選通過のスコアが イーブンパーから1アンダーになったのです。しかし70位タイの選手には賞金は出ます。どうして このようになったのかといえば 昨年 ある試合で予選通過の選手が92人なった試合があって 日没のため決勝ラウンドがプレーできなかったらしいのです。なぜこのことがアメリカらしいのかというと 何か問題が起こった時 ルールの変更が非常に早く すぐ対応します。そして それが悪いルールだとなれば また変更。日本の場合はルールを変えるときには じっくり時間をかけます。どちらが いいのかはわかりませんが アメリカの場合には 個人個人がしっかりとルールをチェックしていないと びっくりすることがよくあります。今回のソニーオープンでも 今田竜二君と深堀圭一郎君が イーブンパーで このルールに引っかかってしまい 土曜・日曜とプレーできませんでしたが アメリカに住んでいる今田君は知っていましたが 深堀君は知りませんでした。もちろん私も知らずにいました。
 こんなゴルフのことから考えさせられることがあります。ルール・法律に敏感なアメリカに住んでいる人。それに慣れていない日本人。人の情を大切にしてきたがために ルールで縛ることを避けてきた日本人。今の時代 どちらがいいのかはわかりませんが 私は情という言葉を大切にしたいと・・・。アメリカで12年暮しての結論です。
《ひとりごと》 このお正月にお泊りくださったご常連のお客様から 本をいただいたのだそうです。五日市 剛さんの『ツキを呼ぶ魔法の言葉』という講演の筆録なのだそうですが-腑に落ちた-のだそうです。簡単にまとめると「ツイている・・・運がいい・・・イヤな事がおこると ありがとう・・・良い事があったら 感謝します・・・何かを選択する時は 楽しいか楽しくないかで判断する・・・」これらが魔法の言葉なのだそうですが 「あの人にも読んでもらわなきゃ」 「お送りしなきゃ」と騒いでいます。人間は 『人が喜んでくれるとうれしい』という本能を持っているのだそうで 「ツイてる ツイてる ありがとう・・・」は当分続きそうです。 

2008年01月02日
 新しい年が始まります

 平成20年(2008年)が始まりました。今年は 京都で新年を迎えました。元旦の夕方から ちらちらと雪が降り 2日の朝は薄っすらと雪化粧。木の上に残る雪を見ていると 何故だか こころが落ち着いていきます。50歳を迎える今年 新たに 日本の京都でスタートを切れることは 今までの49年とは違う 何かが始まりそうな 予感があります。 シニア入りする今年 レギュラー・シニアとゴルフも頑張りますが 休みの時は 京都・亀岡の翠泉にいて 日本をたくさん感じたいと思っています。pict-IMG_0019.jpg

そして 今年も 私が感じるがままに 書き綴っていきたいと思います。
1990年代に 同年代の奥田靖己プロと よく話していた ことわざがあります。
    笑う門には 福来たる
私達ゴルファーは いい結果が出ないことが多く どうしても笑顔が少なくなっていきます。そんな時ふたり 顔をあわせた時 このことばを言い合って 元気を出していました。50歳になる今年 心の底から 湧き出るような笑顔でいられるように 頑張っていきたいと思います。そして みなさんにも 笑顔という 福の神が訪れますように 心からお祈りしています。本年も どうぞよろしく お願い申し上げます。

 追伸  私の妻であり 京都 肥前屋・翠泉七代目女将でもある 水巻久美のひとりごとも書かせていただきます。
《ひとりごと》 『微笑むと 微笑神がほほえんで 微笑つれて 微笑んでくる』 -いつも笑っていなさいね- と この言葉を教えてもらったそうです。『悲しむと 悲しみ神がかなしんで 悲しみつれて 悲しんでくる』 とも習ったそうです。にこにこ顔に囲まれて いつも にこにこが 彼女の今年の目標だそうです。
 

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