水巻ブログ
2008年06月22日
 怪我は付き物

 世界各地で プロゴルフツアーはシーズン真っ盛りです。そんな中で タイガーが 全米オープンでメジャー14勝目をあげ 二クラウスのメジャー記録へと順調に進んでいます。しかし 膝の痛みに絶えながらの無理なプレーを続けたため 3回目の膝の手術を余儀なくされ 今シーズンの残りの試合には 出場することが出来なくなってしまいました。プロゴルファーにとって 関節の怪我は付き物です。長年プレーをしていると 首・肩・肘・手首・腰・膝・足首など 体のジョイントの部分に大きな負荷がかかり 怪我をする選手がたくさんいます。10年以上プレーをしてきた選手のなかで 怪我をしていない選手を探すほうが大変なくらいです。私も 1989年にぎっくり腰をして以来 腰・膝などの痛みと うまく付き合いながらプレーを続けています。この怪我との付き合い方については 日本とアメリカとの違いを 1994年にアメリカでプレーをしはじめた時に感じたことがありました。以前にも書いたかもしれませんが 日本では関節を痛めた時 冷やしたり 温めたり 弱い電気を流したりと治療に専念しますが アメリカでは違いました。アメリカでの試合が続き 肘に痛みを感じ トーナメント会場に来ているフィットネスカーに行き 日本と同じように治療してもらうつもりで中に入り 現状をトレーナーに話しました。すると彼は トレーニング用のゴムチューブを待ってきて 「これで こういうふうにトレーニングして」といいました。「えっ」と思い 「ここが痛いんだけど」とあらためて言うと 「弱いから痛くなるんだよ。だから強くすればいいんだよ」と言い残し 他の仕事に戻っていってしまいました。痛くなったら休みながら治療する日本的な考え方と 痛いと言うことは弱いということだから トレーニングをしてその部分を強くし 怪我をしないようにするアメリカ的な考え方とは全く違うものでした。アメリカでプレーをし トレーニングを続けるうちに 体も大きくなり 怪我もしづらくなりました。年をとってもエクササイズを続け 毎日を元気に暮らそうとするアメリカ人が多いのも この考え方に近いのかもしれません。
 タイガーの話に戻りますが プロになるころから グレッグ・ノーマンやニック・プライスなど当時のトッププレーヤー達に 彼の(1997年前後)スイングは 必ず膝を痛めると言われていました。速すぎるヘッドスピード。インパクトの瞬間に左の膝が伸び 上体の速い動きを左足で受け止めるスイングは 左ひざと左足首に負担がかかり いつかは壊れるのではないかと 私も近くで練習を見ていて 感じたことを思い出します。その上 トレーニングを続け 体が大きくなって 余計に左ひざに 負担がかかりだしました。筋肉を大きくすることは意外と早くできますが(1・2年はかかりますが・・・)膝やひじなどの関節の周りは強く出来ますが 関節自体を強くすることは容易ではないのです。 今回の手術は 3回目です。今までは内視鏡での手術でしたが 今回は膝にメスを入れるものになりそうだと言われています。来年も元気で強いタイガーの姿を見ることができるのか 少し心配ですが 全米オープンの 72ホール目でバーディーパットを決めたときの あの凄い表情のガッツ・ポーズを 来年も見せてほしいものです。
 ところで みなさん! 何かに集中・夢中・剝き・本気になって 凄いガッツ・ポーズしたことがありますか?  

2008年06月18日
 お見舞い申し上げます

 昨年の7月に続き またも大きな地震が起こってしまいました。岩手県と宮城県の県境を震源地としたものです。地球はどうなっているのでしょうか。中国の地震 アメリカでの大きな竜巻 昨年のヨーロッパでの大雨など 世界各地で 大きな災害が起こっています。人間が 勝手に自然を壊し 開発しすぎた地球の悲鳴なのでしょうか。考えさせられます。二酸化炭素による温暖化も 同じことかもしれません。大きな災害は 人間への警告かもしれません。けれども人間は 「今よりも少しでもよく」という欲望を 抑えきれずに毎日を過ごしています。難しい現実です。しかし 地球の悲鳴には 耳を傾けなければいけないことは事実だと思います。自分が出来ることを少しずつ やっていくしかないのかも知れません。
 今回の地震のニュースを見ていて これは大切だなと 感じさせられたことがありました。それは 子供達の笑顔でした。地震のあと 久しぶりの学校への登校。そこで友達と会い みんなの無事を確認し またみんなで遊べるという安心した様子。あの笑顔は 人間は ひとりでは寂しく みんなが楽しい。 みんなで生きてるということの安心感というか 喜びと言うか とても大切なものだと あらためて感じさせられました。(やはり 人間はひとりでは 生きられないのですね)
 被災されたみなさん たいへんな毎日が続きますが がんばってください。一日もはやく 復興されることを 心から お祈りしています。

2008年06月03日
 監督

 サッカーのワールドカップ3次予選。オマーン戦 3-0で完勝でした。血走るような目で見つめる岡田監督 そしてスタンドから見つめるオシム前監督の前で 選手はすばらしいゲームを見せてくれました。テレビで見ている私達も リラックスし安心して見ることができました。このあとの3次予選の残りと 最終予選でも頑張っていただき 是非ワールドカップで 日本選手の活躍を見たいものです。
 一方 男子バレーの北京オリンピックの予選を兼ねた試合も 日本で行われています。初戦のイタリア戦をテレビで見ていましたが 惜しかった。ワールドランキング そして最近の国際大会の実績では 日本とイタリアには少し差があり 戦前予想では イタリアが有利でしたが 日本は 1セット目を落とし 2セット・3セット目を 接戦で取り 問題の4セット目へ進みました。(バレーボールは5セットのうち3セット先取したほうが勝ち)(1セット目から4セット目は 25ポイント先取したほうがそのセットを取れる。5セット目だけは15ポイント先取したほうが勝ち) 
 4セット目 序盤は接戦でしたが 終盤にかけて日本のリズムが良くなり 24-17と日本が マッチポイントを握りました。あと1点取れば イタリアに勝ち オリンピック出場へぐっと近づくところでした。しかし結果は イタリアに24-24に追いつかれ デュースに持ち込まれ 4セット目を取られ 5セット目も悪い流れを止められず 負けてしまいました。サッカーの1点と違い バレーボールの1点は 自分たちが決めることだけはでなく 相手のミスでも 点数が入るので 傍目から見ていると それほど難しいようには見えなっかたのですが あと1点が取れず 金星をあげることはできませんでした。テレビを見ていて 24-17の時は 「あー勝ったな」と思っていたのですが 24-20の時は 画面を通じて 選手の動きや会場の雰囲気 そして監督の表情から 「だいじょうぶかな」に変わり 24-24になった時は「このセットは取られ このゲームは負けてしまったな」と感じてしまいました。原因は 試合が終わっていないにもかかわらず 大量リードで「勝った」と思ってしまい 追い上げられ タイムアウトを取り 監督のアドバイスも 耳に入らないくらい動揺してしまった選手にあるのか チームをコントロールできなかった監督にあるのか イタリアとの経験の差なのか 実力の差なのか 理由は全部なのか。監督のいない私達ゴルファーには 分かりにくいところがあります。しかし チームスポーツでは 監督とは 重要な立場のような気がします。野球でも サッカーでも バレーボール バスケットボールなどでも 監督がいなければチームが ばらばらになってしまうからです。ですから監督がいて 監督の考えのもとに戦略が組み立てられ 選手が選ばれ 戦っていくのです。監督の指示で選手は動いていくのです。 いい選手がいても 監督の戦略に会わなければ その選手は試合に出ることは できないのです。変な見方をすると 監督に嫌われている実力のある選手や チーム事情で若返りを図るという名目で あと2・3年活躍できそうなベテランのすばらしい選手が 試合に出られないということがあるのかもしれません。そして引退とか・・・。慣れ親しんだチームから離れ他のチームへ移籍とか・・・。難しい。そう考えると 私はプロゴルファーでよかったかなと。 
 いろいろとありますが 監督という役割は とても大変です。選手を公平な目で見 選手の実力を見抜き  自分のチーム相手のチームを分析する力をもち 尚且つ いつも冷静でいて しっかりとした判断力も持たなければならないのです。つまり監督のレベルで チームのレベルも変わるのかもしれまん。
世界中で言われている諺のなかに こういうものがあります。
 名プレーヤー 名監督にあらず 
監督には たくさん苦労していて 物事をいろいろな角度から見ることの出来る人が 向いているのかもしれません。

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