水巻ブログ
2009年03月25日
 WBC 2

 日本が 5対2で韓国を破り 再び 世界大会の場で優勝することができました。おめでとうございます。原監督の笑顔は 巨人で監督をしているときの笑顔よりも うれしそうに感じたのは 私だけではないと思います。お金とか 球団とかとは関係なく 日本の代表として 日本人として 大好きな野球で 仲間達と世界一になりたいという素直な気持ちが あの笑顔にあったような気がします。もちろん2連覇がかかり 日本の国民の期待を背負っての監督の重圧たるものは 並大抵のものではなかったと思いますが がんばってくれました。お疲れ様でした。改めて 野球は 日本を代表する国民的スポーツなんだと感じさせられました。今回の優勝にあたり 私が考える勝因があります。
 ひとつ目は目線の高さです。目線の高さが 自分のほうが低いと 相手を上に見すぎて 自分の力が出づらいことがあります。私も経験があります。私がプロゴルファーになったころは 青木さん ジャンボ尾崎さん 中嶋さんが AONとして日本のプロゴルフ界の中心でした。その頃 シード選手でもなかった私は 1989年の関東オープンで 青木さんと優勝争いをし ラッキーで(1回目は誰でも)初優勝をしました。試合前には 青木さんたち AONには 『凄いな』という感情があったのですが 優勝後の表彰式で 青木さんの横に立った時 目線の高さが合ったのです。理由はよくわかりませんが そう感じたのです。 その時から 青木さんたちを 雲の上の人たちとは思わなくなれたのです。今考えると いい勘違いだった気もしますが・・・。それから 自分の力を出せるようになっていったと覚えています。日本の野球も 目標とするアメリカと 目線の高さが同じになり 日頃の日本人らしい野球ができたのではないでしょうか。野茂君が アメリカへ行き切り拓いてきたものが イチローくんに引継がれ 松坂君の世代で アメリカ人もそれほど凄くないと素直に思えるようになり 伸び伸びとプレーできるようになったのではないでしょうか。
 そして もうひとつは アジアの団結力(チーム力)だと思います。もともと日本・韓国・台湾他の東南アジアの国々は 家族や仲間など集団の和をもって 成り立ってきた国だと思っています。それが17世紀ごろから 白人といわれる欧米人の人たちの世界進出で お金や 個人の欲望を大事にしようとするものが 世界中に広がり アジア(特に日本)の 基本的良さが失われていきました。そんな中で 仲間の結束力という力の大きさを 日本と韓国は見せてくれたのだと思います。今回は 日本が優勝できましたが 韓国の結束力が日本を目覚めさせてくれたのではないでしょうか。アメリカのスポーツ雑誌にこんな記事が書かれていたそうです。「個人を大事にするアメリカ野球が アジアのチームに負けた。今回の決勝戦に本当のベース・ボールを見ることができた」と。
 今回のWBCを見ていて アメリカを代表するベース・ボールが勝てないという現実から 経済など どんな分野ででも アメリカが世界一の時代が 終わりを告げているのではないか・・・と感じました。 

2009年03月23日
 走っている人 応援している人

 桜の便りが全国から届き始めましたが ここ京都・亀岡でも 先週の暖かさで蕾からピンク色の花びらが顔を覗かせています。しかし 今週は肌寒い日が続きそうなので 咲き始めるのには もう少し日にちがかかりそうです。
 昨日は各地で強い風が吹き 春らしい日になりましたが 東京では3回目を迎える 東京市民マラソンが行われました。35000人もの人が都内を走ったわけですが テレビの画面で 都庁の前からスタートをしていく選手の流れを見ていると 人間のパワーもすごいものだなと感じさせられました。競技として参加している人もいますが ほとんどの人は 参加して楽しみたいという人だったようです。それでも7時間という制限時間内に 42.195kmを走り切らなければならないのですから 遊びで参加というわけにはいかないようです。今回も 知人の手嶋雅夫さんが このマラソンに参加しました。ニューヨークやホノルルのマラソンも走った彼の目標タイムは 5時間を切ることでした。50歳を超えた彼は 忙しい仕事の合間に ジョギングなどで準備をし 見事に4時間56分56秒でゴールしました。おめでとうございます。走り終えた達成感は 走った人にだけしかわからないのでしょうが 苦しかった走っているときのことを 楽しそうに話してくれる彼を見ていると 走り終えた気持ち良さを 少し分けてもらった気がします。 
 たくさんの人がそれぞれの思いを持って走り終え いろいろな感想をテレビで聞かせてもらえましたが ひとつ気になるコメントを残した若い女性がいました。「日頃 冷たいと感じていたこの街も(東京) 今日は とても温かかった」というものです。走っていて苦しい自分を 沿道のみんなが 大きな声をかけ 応援してくれる。彼女にとって とてもいい1日だったのだと思います。しかし 日常は ひとりで頑張って仕事をしていて 誰もが 人のことを心配していない されていない空間にいるのかもしれません。つらいです。ひとりで頑張っていくことは。 沿道の応援が心に染みたのだと思います。彼女に一言 伝えたいことがあります。「応援をしていただいて うれしく感じる事ができたなら 自分も真剣に頑張っている人を応援してね」って。「すると 自分が応援した事により 人が頑張って喜んでいる姿を見たら 自分のことよりもっと嬉しいから」って。そして「この気持ちが 日本人の本質なんだと思うよ」とも。
 市民マラソンって これからの時代に必要なものかもしれません。人間として人間を感じるために。

追伸  私事ですが 4月1日から 兵庫県の鳴尾ゴルフ倶楽部の所属になります。もちろん
     肥前屋 翠泉の 主人ではありますが。  

2009年03月19日
 WBC

 3月だというのに 2日続けて20度を超え 桜の木もびっくりしているのではないでしょうか。年々平均気温が上がり どうなっていくのでしょうか。熱いといえば アメリカのサンディエゴでは 野球の世界選手権 WBCが行われています。アジアでの ファーストステージを勝ち抜いた日本は またしても韓国に 接戦の末 破れてしまいました。私は総合力では 日本は韓国を上回っていると思います。年間を通して お互い戦えば 勝率は日本のほうが上だと思っています。では何故 短期決戦の試合になると 接戦で負けるのでしょうか。私の考えはこうです。
 ひとつは『思い』です。歴史的な背景があり 日本には-負けたくない-という空気が韓国国内にあるような気がします。アメリカには負けても 日本には負けるわけにはいかないというような・・・。
 もうひとつは 集中力です。日本人よりも韓国の人のほうが はっきりとものをいう傾向があると思います。結果を出さなければ 評価を受けない国と 全体的にうやむやになっていく国との差が 選手の集中力の差になっているのではないでしょうか。それから 韓国には兵役があり 男は男を意識させられ 国というもの 国の代表 国旗というものを強く感じさせられていることにも関係があるような気がします。もちろん 日本にも 国の代表 日本人ということを強く意識している選手はいると思います。イチロー君や 松坂君たちのように 外国で戦っている人たちです。私もそうでしたが 日本以外で戦うときには いつもその国へ入るときにパスポートを見せます。つまり 自分がどこから来たかを証明しなければならないのです。日本だけにいるときには 自分が日本人であることを あまり意識せずに生きています。特に日本は周りが海なので 外国人が入りずらい国です。しかし他国にいるときには 日本人として見られ 意識せざるを得ないのです。自然と 国というものを考えるのです。次第に 国の代表という意識も強くなるのだと思います。
 今日 キューバに勝てば もう一度 韓国と戦うことができます。負けることの悔しさは 選手が一番感じていると思います。悔しさをぶつけるためにも キューバに勝ってほしいものです。 しかし心配もあります。日本の中心であるイチロー君が あまりにも調子が悪すぎるのです。打球が上に上がらず ゴロばかりです。年齢的にみても ピークは過ぎつつあるのかもしれませんが 男を見せてほしいと思っています。 
 がんばれ 日本!!!

2009年03月14日
 人とかかわれること

 今朝の京都は 昨日から続く雨が どんよりとした雲から 切れ間なく落ちています。いつの間にか 雨が降っていても 凍るような冷たさが消えていますね。うちの旅館でも梅が咲きだし 桜やほかの花々も咲く準備を始めています。本当に ひと雨ごとに暖かくなっていきます。
 3月14日は 世間でホワイトデーとされています。2月14日のバレンタインデーのお返しの日のようです。どちらもお菓子屋さんが企画したもので みんなでお菓子屋さんの売上に協力している感じです。(斜めから見すぎですかねぇ) しかし この事は とてもいいことだと私は思っています。 いろいろなことが進み たくさんの情報があり 一人一人が暮らしやすくなっている今の時代 どんどん人とのかかわりを持たずに生きる人が増え 孤立してしまいがちです。お菓子屋さんのたくらみでも 他の人へプレゼントを差し上げたり いただいたりと 周りにいる人を気に掛ける時間があるということは 人間にとってとても大切なことだと思います。仕事で大成功をおさめたり たくさんのお金を持つことより 自分が気にしている人や 気にかけてくれる人がどれだけいるかが 生きていることような気がします。
 うちの翠泉にも 最近 ご両親のお祝いでご両親を招待したりとか ご夫婦どちらかの誕生日のお祝いとかで 泊まりに来てくださる方が多くなってきました。うれしいです。もちろん のんびり遊びに来てくださる方々も大歓迎ですが 自分の周りにいる人に のんびりしてもらいたいと来ていただける方はありがたいです。うちの旅館が そのような空気のたまり場になって行けたら最高です。
 話は変わりますが タイガーがトーナメントに復帰して 2日目が終わりました。順位はそれほど良くないのですが 順調のようです。今年もタイガー中心のシーズンになりそうです。しかし 今までのように ゴルフを一人でがんばっていくことより 二人の子供と4人で過ごす時間のほうが 幸せと感じていくのかもしれません。 アメリカで一緒に練習していた頃に感じていたことですが ゴルフは確かに上手ですが 普通のアメリカの青年です。タイガーは・・・。たぶん あそこまで行くと 周りの人が 特別の人としか見ないでしょうから 余計に家族と居る時間が楽しいと感じていると思います。
人間 ひとりで頑張り続けることは 並大抵のことではありません。だれでも・・・。

2009年03月11日
 変わり始めていくタイガー

 すみません。また 間が空いてしまいました。先週は 私の息子が学校の春休みを利用し おじいちゃんの見舞いのために 日本に帰ってきていたので 忙しくしていました。息子の賢人は 来月で20歳になり 現在は カルフォルニアの大学の2年生です。いつの間にかお酒を飲める年齢になっています。時間が経つのは早いようです。昨年の12月に彼がフロリダに戻っていたとき タイガーと話す機会があったそうです。(タイガーは アイル・ワースの中にいるときは 子どもたちとよく話をしています)12月といえば リハビリをしながら 練習をしていた時期で 賢人にこう言ったそうです。「前のようには スイングできないね」と。本人も感じていたと思いますが タイガーがプロになったころから 私たち世代のプロゴルファーは 膝に負担がかかりすぎるスイングのことを心配していました。その心配の通り プロになって活躍し始め パワーアップしていき 一段と膝への負担が大きくなっていったのです。今回の手術で 3回目だと思いますが さすがに年齢的なことを考えても スイングをパワースイングから 少しづつ変えていこうとしているのだと思います。そんなタイガーが先々週 世界マッチプレー選手権で 8か月ぶりに復帰してきました。結果は2回戦敗退でしたが 手術後順調に回復しているようです。この試合はマッチプレーで 通常の試合形式とは違って 1日 1日 1対1のゲームでしたので 今週のCAチャンピオンシップが 本格的な復帰戦だといえます。四日間どんなプレーを見せてくれるのか楽しみです。会場となる フロリダ・マイアミにあるドラール・ゴルフリゾート・スパは この時期風が強いため いろいろなショットを要求されるので タイガーの調子を見るのには 絶好の会場です。
 二人目の子供も生まれ タイガーはどんなゴルフを見せてくれるのでしょうか。

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