水巻ブログ
2009年08月24日
 シニアの会場に2万人

 やっと夏になったと思ったら もう8月も残り1週間になり 季節は秋を迎えようとしています。人間がいろいろなことを考えていても 季節はどんどん変わっていきます。ただ言える事は 10代のころより50歳になってからのほうが 時間の進み方が早い感じがします。
 先週ついに 今年の日本でのシニアツアーが始まりました。静岡県の裾野カントリーで行われた ファンケルクラシックです。昨年の日本シニアオープンと 今年の全英シニアオープンには出場しましたが 本格的なシニアツアーへの参戦はこの試合からです。初日のスコアが悪く 優勝争いには加われませんでしたが とても楽しい1週間でした。優勝は尾崎建夫さん 2位は倉本さんと渡辺司さんで レギュラーで頑張っていた選手たちが シニアでも活躍しています。
 今回参加をして 驚いたことがあります。先週は 男子のレギュラーは関西で 女子の試合は箱根で シニアは静岡・裾野でファンケルと3試合が行われていましたが ギャラリーの数が シニアの試合が一番多かったのです。もちろんファンケルさんをはじめ 大会関係者のご尽力が大きいことはわかりますが それにしても メディアを通じて世の中に伝わっている事とは大きく違っているようです。新聞やテレビでは 石川君や 宮里藍ちゃんが大きく報じられ シニアの試合は やっているのかいないのかわからないぐらいの取り上げ方ですが 現場(トーナメント会場)は違うようです。シニアの会場が一番盛り上がっています。今週のギャラリー数は2万人近くでした。その理由は このようなものではないでしょか。
プロスポーツ界は 賞金を出してくださるスポンサーさん無しでは成り立ちません。そのスポンサーをしてくださる企業さんは はじめは社会貢献のような形でサポートしてくださっていても 自分の所の企業にもメリットがなくては 続けていただくことはできません。トーナメントが盛り上がり やってよかったとスポンサーサイドに思っていただかなければ 続いてはいかないのです。トーナメントが盛り上がるのには 何が必要なのでしょうか。今回参加してわかったことがあります。それは選手との距離です。つまり スポンサーさんと選手 ギャラリーと選手 これが近いのです。若い子達のようにピリピリしていない(できない?)シニアの選手たちは 話しかけられればニコニコしながら話をする。するとギャラリーは気軽に応援しやすくなる。選手もトーナメントを盛り上げようとするので よりサービス精神が旺盛になり 少しぐらいスコアが悪くても気にしない。シニアツアーは ショーに近づいているのかもしれません。ですから見ている方たちが 楽しみながら リラックスをして応援できるのです。プロアマトーナメントに参加してくださるアマチュアの方たちも シニアの選手とのプレーをとても楽しんでいただいているようです。スポンサー・ギャラリー・選手の近い関係が トーナメントの盛り上がりに繋がっているのだと思います。
 ファンケルクラシック第1回大会のギャラリー数は 3日間を通じて 2000人強。それが 今回の第9回大会では 2万になりました。シニアの試合なんてと思っていた人たちが シニアのトーナメント会場に集まり始めています。

2009年08月17日
 アジアの重い扉が開いた日

 Y.E.ヤンが 全米プロゴルフチャンピオンになりました。ゴルフの4大メジャーでの アジア人初めてのチャンピオンの誕生です。タイガーとの争いの上での 見事な優勝です。ゴルフ界に 新たな扉が開きました。これからのアジアの選手に 勇気を与えてくれたと思います。
 それにしても タイガーが変わってきた感じです。メジャーで 3日目を終えてトップに立っていて 初めて勝つことができませんでした。最終日は グリーン上でのラインが読みきれず 2m前後のパッティングが ほとんど決まりませんでした。グリーン周りのアプローチにしても いつもの思いきりがなかったような気がします。勝てなかったから このように感じるのかも知れませんが 今までのように カップに向かっていく闘争心みたいなものが見られませんでした。もちろん 世界ナンバー1 であることには間違いないのですが 他の選手との差が 縮まってきているのかもしれません。
 アジア人としての 初めてのメジャーチャンピオン誕生は ゴルフ界にとって タイガーの一強時代から 次の時代への 幕開けを感じさせてくれた気がします。

2009年08月13日
 時という流れの中で

 全英シニアオープンから帰ってきて 2週間が過ぎました。やっと梅雨が明けたと思ったら 関西地区では大雨。東海地区では震度6弱の地震。大きな災害が続いてしまっています。年々異常なことが多くなっているな と感じているのは 私だけではないと思います。しかし 朝の散歩で田んぼの中を歩いていると 真っ青な稲に穂がつき 徐々に黄色くなり いつもの年と変わりがない 秋へ近づく風景が見られます。異常気象が続き 何かが変わってきたなと人間は感じていても 田んぼに植えられた稲は 太陽と水と土とで 穂を付け頭をたれていく。何かが変化しているのか・・・。何も変わっていないのか。
 このブログがまた2週間あいてしまっていましたが 実は親父の調子があまりよくなく ブログをかけませんでした。昨年 胃に癌が見つかりました。 肝臓などにも転移していたことや 年齢(今年83歳)のことなどを考え 手術をしたり 抗がん剤を飲んだり(抗がん剤は飲んだのですが 副作用に耐えられなかったため)と 積極的な治療をせず ゆっくり生活をしていました。(気功の先生に助けていただいてはいましたが)先月から 痛みが耐えられなくなり 再度入院をしました。大正生まれの頑固な親父は 入院がいやなため 何も食べられないくらい痛いのに 我慢をして 食べる事ができなくなってから2週間も家にいたため ガリガリになってしまっていました。さすがに耐えられなくなり 今回の入院となりましたが 強い痛み止めや 点滴や輸血などをしていただいて 今は落ち着いています。しかしベットに寝ている親父を見ていると 少しずつですが 弱っていき だんだんと最期に近づいていることを感じさせられます。死というものを考えさせられています。人間は生まれてきたら誰でもが死を迎えます。これだけは 絶対です。昔から何も変わっていません。
 昔 親父がこんなことを言っていました。「今のやつらは かわいそうだな。俺たちが若いころは良かった。働けば働くだけ金になった。だから頑張れた。今は物は豊富になったけど 頑張ってもあまり変わらないものな。」貧しい時代から豊かな時代へと 生き抜いてきた親父の言葉です。
 変わったもの 変わっていないもの。よく考えると 大きな流れの中では 何も変わっていないのかもしれません。裸で生まれてきて そして一人で死んでいく。いつかは私も この世から消えていくのですが どうせ消えていくのなら 不平不満を思うより 毎日笑顔でいること。次の時代に少しでも役立っていくこと。一所懸命生きること。・・・今 親父のそばにいて 改めて感じています。 

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