水巻ブログ
2010年02月28日
演じている自分と本当の自分

 「今年もよろしくお願いします」と言って 2ヶ月が過ぎてしまいました。「2月も終わり 明日からは3月ですね。」と言われると 春が近づいているなと感じる事ができますが 「2010年 明日は60回目の朝です」って言われたら なんとなく生きていることが虚しくなりますね。言葉って不思議です。
 一昨日の26日は 日本国中が フィギュアスケートの話題で持ちきりだったのではないでしょうか。真央ちゃんは 惜しかったですね。しかし参加した選手の中で 3人しか許されないメダルをもらうことができました。優勝したキム・ヨナさんは すばらしい演技とスケーティングでした。二人とも日本・韓国の人たちの大きな声援の中 頑張りました。日本の安藤さん 鈴木さんも 5位と8位。素晴らしい成績です。今回のフィギアスケート競技は 日本の男子も女子も テレビで見ている私たちを本当に楽しましてくれました。
 女子のフィギュアスケートを見終えて 感じた事を少し書いてみたいと思います。
 真央ちゃんとキム・ヨナさん。二人とも 彼女たちが持っている力以上のものを 今回のオリンピックでは演じられたと思います。「キム・ヨナさんは わかるけど 真央ちゃんは もっと頑張れたのでは」という声が聞こえてきますが 私は真央ちゃんも 実力以上のものが出せたのだと感じています。では 二人の実力が キムさんのほうが上かと言えば それも違い 実力は同じか やや真央ちゃんの方が上なのではと思っています。では何故 真央ちゃんは実力を出したのに負けたのかと言えば 選曲ミスだったのではと私は感じています。キムさんは 「国民の妹」と呼ばれるぐらい 韓国では人気があり かわいい選手で 日本的呼び方をすれば キムさんではなく ヨナちゃんなのだと思います。そのヨナちゃんは 彼女のかわいらしさ 女の子らしさを最大限に生かす曲で演じました。素晴らしかった。そして真央ちゃん。彼女の選んだ曲は 重々しくすら感じる 重厚感のあるものでした。19歳の真央ちゃんの中にも そのような部分もあるでしょうが それよりも 今現在の彼女は 真央さんではなく 真央ちゃんなのだと思います。スポーツという観点から見ると 力は120%出せた。つまり ジャンプなどの技術は満点近くできたのだと思います。しかし芸術という観点から見ると あの曲を 表現し尽せなかった。19歳の真央ちゃんの最高の魅力は 澄み切った青空のようなあの笑顔です。あの笑顔は 私たちを心の底から 微笑ませてくれます。あの笑顔にぴったりの曲だったらと 残念に思っています。
 次に 安藤さん。彼女自身が オリンピック前から言っていた 「私らしく」ということは達成できたように見えましたが 私はそのようには感じませんでした。安藤美姫という人間の 芯の部分の彼女らしさは 出ていなかったような気がします。芯の部分を堅い殻で覆ってしまっていて その殻のところまでの「わたしらしさ」は出せたのだと思いますが 本当の彼女らしさは 出ていなかった気がします。彼女のピュアなところは もっと素敵なのではと思っています。
 最後に鈴木明子さん。 彼女は素晴らしかった。順位は8位でしたが 彼女こそが 今の自分をすべて出し尽くせたのだと思います。滑り終わっての感想も「すごく幸せです」でした。オリンピックって いいなと思わせてくれました。ありがとう。
 3人とも 頑張りました。2位・5位・8位という順位でしたが 帰りの飛行機の中では 8位の鈴木さんが最高の幸せ感を味わっているでしょうね。
 素晴らしい演技を見せてくれてありがとう。 

04:28 |
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