水巻ブログ
2010年03月29日
Now and Here (一所懸命)

 3月も終わろうとしているのに 亀岡は雪です。車で篠山(亀岡よりも少し西)を通ったのですが 山だけではなく 畑も真っ白でした。亀岡では 午後3時の気温は 0度です。桜のピンク色のつぼみも雪をかぶり まるで冷凍保存されたように ぎゅっと固くなっていました。しかし不思議なことに 1月の気温0度は凍りそうなくらい寒かったのに 今日は寒さを感じませんでした。実際の気温と 人間の感じる温度は 時期や状況によって少し違うようです。
 違うといえば 昨日まで行われていた 大相撲の白鵬。一人横綱として心配されていましたが 以前よりも強くなったようです。朝青龍がいないだけで 同じ丸い土俵の上で 同じ力士との取り組み。今場所の白鵬には 隙は見当たりませんでした。急にチカラが付いたり 相撲技術が向上したわけでもありません。ただ 強くなったのです。朝青龍がいなくなり 1月場所と3月場所 横綱というものに対するものの感じ方が変わったのかもしれません。そして もう一人。来場所 大関になる把瑠都。苦手だった朝青龍が引退して 白鵬同様 相撲が変わりました。相撲に落ち着きが出て 体に身が入ったようです。相撲も精神面が大きいのかもしれません。
 ゴルフにもあります。私たちプロは 普段遊びでプレーをしているときの1mのパットは ほとんどプレッシャーを感じません。しかし 優勝を決めたり 予選通過がかかった 80cmのパットは ドキドキします。ドキドキするだけではなく 外してしまったり 人によっては手が動かなくなってしまう人もいます。同じ短いパットなのに。
 アマチュアのゴルファーの方にも ご経験があると思います。何もない広々としたフェアウエイへ打つティーショットは リラックスして打てるのに  同じフェアウエイの広さのホールでも キャディーさんに「左右OBですよ」と 言われた途端に緊張してしまったこと。池があり それを越そうとすると 突然ミスをしてしまったこと。池がなければいいショットができるのに。
 緊張したり リラックスしたり 慌てたり 落ち着いてできたり 寒さを感じたり 感じなかったり・・・。面白いですね。一つのことに対しても 自分勝手に感じ プラスに考えたり マイナスに考えたりと。
 しかしよく考えると 朝青龍がいるとか いないとか このパットが入れば優勝するとか 予選を通るとか このホールで曲がるとOBになってしまうとか すべて 自分が自分にプレッシャーを与え 一人相撲を取っているのではないでしょうか。たくさんの経験を積み 成功や失敗を重ねると 臆病になり 頭の中でいろいろなことを考えすぎてしまうものです。大切なことは どんなことでも 目の前のことを ひとつひとつ解決していくことが 一番の近道だと思います。昔 ある心理学者の人から 次のことを教わりました。
Now and Here いまここで  目の前の一つのことに集中すること。私のゴルフ人生に とても役に立った言葉です。
 どんなことに対しても 知恵のある大人は 感じ 考えてしまうものです。それならばいっそ ちっちゃい頭の幼い子どものように 都合のいいように 上手くいくことだけを考えるほうが 欲しい結果が得られるのかもしれませんね。
 3月の終わりの雪も また愉し! そして 失敗も また楽し!!!  

17:05 |
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