水巻ブログ
2010年05月31日
 経験

 5月も晦日(今どき言いませんね)になりました。関西テレビのお手伝いで行っていた 

ダイアモンド・カップは韓国の23歳 キム・キョンテ選手の 日本での初優勝で 幕を

閉じました。この試合はとても面白いものでした。出場選手が17歳の高校生から 67歳の

青木さんまで 幅広い年齢の選手が出場していました。67歳の青木さんは 腰痛のため

二日目に棄権されてしまいましたが 60歳を過ぎたジャンボさん 50代の中島さん 

室田さん 倉本さんたちや 17歳の浅地くん 18歳の石川君 20歳の薗田君たちが

予選を通過し いいプレーを見せてくれました。もちろん 片山君をはじめ 谷口君や

手嶋君 丸山君 藤田君たち 現在 日本のゴルフ界の実力者たちも 

4日間プレーをし 大会を盛り上げました。マスコミが 石川君のプレーばかりを

取り上げるため ギャラリーの方々が 石川君の組にだけ集まり 他の選手を

追いかけてくれませんが 素晴らしいプレーを見せてくれる選手が 実はたくさんいます。

この試合の上位選手を見回すと 海外でプレーをした事のある選手が 目立ちました。

上位から 横尾君 片山君 丸山大輔君 谷原君 宮本君 久保谷君 丸山茂樹君 

手嶋君たちです。50歳を過ぎたシニアで予選を通過した ジャンボさん 中島さん 室田さん

倉本さんも 海外経験組です。日本のトーナメント会場は 飛距離の出る選手が有利な

コースが多い中 今週は違いました。理由は コース・セッティングやコース・レイアウトが

いいことによるものです。コースコンディションも素晴らしいのですが ラフの長さ 

グリーンの堅さや ボールの転がるスピードも 今の時期では最高のものでした。

セッティングがいいと  コースの中で行っても良いところとダメなところが はっきりします。

行ってはいけない場所へ行くと バーディーを取るどころか パーをキープできず ボギーや

ダブルボギーになってしまうのです。つまり コースのセッティングを早く理解する判断力と

狙ったところへ打てる技術が要求されるのです。状況を見て 決断をして 実行できる能力が

ある選手が 良い結果を出せるのです。この能力は 頭で考えるだけでは身に付かず 

実際に 自分自身で 体験した人のほうが 成長していきます。つまり 日本だけではなく 

海外のいろいろな条件の下で プレーをした選手のほうが対応できるのです。

私はいつも思っていることがあります。

   百聞は一見にしかず 百見は一験(経験)にしかず (自作の造語)

聞くよりも 見るよりも 自分で経験してみろ ということです。そして 経験して 自分自身で

判断する。慌てず 急がず判断し 決断し 実行することです。

失敗は成功のもと って言いますよね。 

2010年05月28日
 どんなスタイル

 5月28日 埼玉県・川越市の朝の空は真っ青です。今週は ダイアモンドカップの解説の

お手伝いで川越に宿泊しています。試合会場は狭山ゴルフ倶楽部。コースはフラットで 

各ホール 木々に囲まれ きれいなゴルフ場です。初日を終わり 大きな才能を持つ 

武藤君が8アンダーで飛び出しました。出場選手の顔ぶれを見ると なかなか楽しい

メンバーです。もうすぐ70歳に近づく 青木さんをはじめ ジャンボさん 中島さん 

室田さん 倉本さんなどシニアの選手から 40代の手嶋君や谷口君 丸山君 

藤田君・・・。 30代の片山君 宮本君 横尾君 武藤君・・・。20代の額賀君 

高山準平君 永野君 薗田君・・・。そして10代の石川君。それに 今回アマチュアの 

高校生が7人。ゴルフは面白いスポーツです。10代の子ども達が 自分の

おじいちゃん(?)と同じくらいの人と 一緒に試合をできるのですから。

 選手を見渡すと 面白いことに気が付きました。

 40歳以上の選手:ほとんどと言っていいほど 迷いはなく 自分のスタイルを持ち 

            それぞれの色がある。

 30代の選手:片山君のように 自分のスタイルが確立できた選手と まだできていない

         選手がいる。

 20代の選手:ほとんどの選手が 自分がどんなスタイルの選手なのか わかっていない。

 10代から 23才ぐらいの選手:自信を持つのも早いが 不安になるのも早い。

 このように選手を見てみると 活躍している選手のほとんどが 自分のスタイルを

持っています。シニアで今でも活躍している選手たちや 40代の選手や 30代の片山君 

20代の池田君(今週はアメリカの試合に出場)など 名前を聞いただけで 

どんな選手なのかがはっきりとわかります。こういう見方をすると 結果を残すためには 

自分自身が どんなスタイルの選手なのかに 早く気が付くことが大切なのかも

しれません。私も アメリカに行き始めた35歳前後に はっきりと 自分のできることと 

できないことに気がつきました。

 ひょっとすると 人生にも当てはまるのかも知れませんね。

2010年05月24日
 魁皇関に 日本の男を見る

 今回でこのブログは 200回目になりました。丸3年 よく書きました。2007年5月から書き始めた このブログ。好き勝手に書かせていただき ありがとうございます。書き始めてすぐの頃から 石川遼くんが 15歳で優勝したり アメリカで今田君が 2位に入り力が付いてきたことを見せてくれたりと 新しい日本のゴルフ界が始まった感じがします。これからもよろしくお願いします。
 区切りの数字といえば 昨日 大相撲の大関・魁皇が 通算勝ち星1000勝を達成しました。元横綱・千代の富士の1045勝に続き 二人目の偉業です。魁皇関が勝った瞬間の国技館の館内は 大歓声に包まれました。今までに聞いたことのないぐらいの歓声でした。横綱よりも人気があります。勝った後のインタービューで 気になることがありました。インタビュアーが これからの夢や目標はと聞いたとき すこし間が空き 大関は「皆さんのおかげで 相撲を取れています。一生懸命 相撲を取るだけです」と。インタビュアーは 歴代1位の千代の富士関の 1045勝を意識をしての質問だったようでしたが 大関は ただ自分の気持ちを素直に答えるだけでした。この時私は 夢や目標という言葉に 引っかかったのです。大関は 今まで夢や目標を持ったことが少なかったのではないかと。力がありながら 欲が少ないために(人はいい人というときがある) 大関に上がるときにも時間が掛かり 大関になってからも 横綱に上がるチャンスがありながらも横綱になれず 怪我に泣かされた22年間の相撲人生。強い欲望を持たず 目の前のことに一所懸命頑張り 怪我をしながらでも ファンの声援に応えて頑張ることに 喜びを感じ一日一日を過ごしていく。この夢とか目標とかいう欲望を感じさせない魁皇関に対しての 今までに聞いたことのないような大声援。1000勝達成後に花束を渡されても いつもと変わらない表情。
 世の中の若い人たちは 「夢や目標を持て」と 盛んに言われるようになりましたが 夢や目標を持たなくても幸せに生ききれるのでは・・・と感じさせられたインタビューでした。
 人間は 夢や目標を持たなければならないのでしょうか。 

もし 私へのメッセージがありましたら 200回の区切りということで 肥前屋・翠泉にメールをお送りください。水巻のブログについて とお書き添えの上。これからもよろしくお願いします。今週 狭山G.Cで行われるダイアモンド・カップで テレビの解説をしますので 旅館には不在のため 返信はできないかもしれませんが あしからずお許しください。  

2010年05月22日
 59 と 58

 昨日京都の町では 33度を記録しました。さすがに暑いです。人間の思惑とは関係なしに 夏が近づくと暑くなり そして 日が進み また寒くなる。四季のある日本は とてもいいところです。
 ギネスに載った 石川君の「58」というスコアについて少し書いてみたいと思います。
 この記録には『世界主要ツアー最小スコア』という付け加えがあります。基本的に18ホールのパーは72です。しかし この記録を出した名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースはパー70です。それまでの最小スコアは 「59」です。日本のツアーでは 倉本昌弘さん(マッシー)が 2003年に茨城県・石岡ゴルフ倶楽部(パー71)で行われたアコムインターナショナルで 記録しました。実は マッシーも石川君も 12アンダーのスコアです。アメリカツアーでは 何人かによって 「59」というスコアが記録されています。この時は パー72のコースで行われ 13アンダーでプレーしています。どのスコアも とんでもなく凄いスコアです。
 2003年のマッシーと 今年の石川君を比較してみたいと思います。
    コース:石岡=7046ヤード。和合=6545ヤード。
    ドライバーの飛距離:ほとんど同じ。
    年齢:マッシー 48歳(2003年)。石川君 18歳。
    血液型:マッシー AB型。石川君 O型。
    マッシー:初日に記録(8年ぶりの復活優勝)。石川君:最終日に記録(大逆転優勝)。
 お互いに 18ホールの中で バーディー12個 パー6 ボギーなし。凄い。その12個のバーディーのうち マッシーは すべてグリーンの上からパターで決めています。石川君は グリーンの外から2回入っています。
    パター数:マッシー 21。石川君 20。     等等。
 12アンダーの59と58。どちらも凄いです。倉本さんは 日大の学生時代に 4年間日本学生4連覇という快挙を成し遂げ アマチュアで プロの試合で優勝し 1981年にプロ入りし 1982年には 日本人最高の全英オープン4位になるなど 1980年代に一時代を築いた選手です。1993年にはアメリカに挑戦し 90年代後半からは ゴルフ界のために プロゴルフ協会や日本ゴルフツアー機構で頑張ってくれました。 そして2000年には 心臓弁膜症の手術をし 選手生命を危ぶまれましたが 持ち前のエネルギーで ツアーに復帰してからの 「59」。倉本昌弘!恐るべし!12アンダーというとてつもないスコアは 怖いものがない若いときには 可能性がありますが 苦しいときも過ごし 世界中のゴルフを知り尽くした48歳のプレーヤーにとっては ほとんど可能性がないに等しい中での このスコア。やっぱり 凄い。
 日本には なくて アメリカで いいな と思うことがあります。それは 過去に素晴らしい結果を残した人たちを大切にし 次の世代に語り繋いでいくところです。日本のマスコミは 今起こっていることを 無理矢理 おおごとにして 視聴者の気を引こうとしすぎます。先人たちが残してきた足跡を もっと 若い人たちに伝えていってほしいのです。
 倉本昌弘さん。エネルギーのかたまり。マッシー!次は「57」だ!(それって エージシュート???) 
 

2010年05月21日
 できないことを できるように

 空気中の湿度が増え 梅雨が近いことを感じる日が多くなってきました。人間にとっては あまり心地良い季節には感じませんが 植物にとっては 青々とした葉を大きく広げ 気持ちのいい季節のようです。しかし その植物も例年とは少し様子が違うようです。 もみじの青葉が非常に多かったり つつじがたくさんの花をつけたりしています。人間にとっては どちらもとてもきれいなのですが・・・。一方 ゴルフ場では 芝の成長が遅かったり 田んぼでは 田植えの時期が遅れたりと おかしな感じです。亀岡では 5月も終わりそうだというのに まだ 田植えが済んでいない田んぼもあります。何か異常なことが起こらなければいいのですが。
 男子のゴルフトーナメントは 今週もお休みですが 来週は 埼玉県の狭山C.Cで ダイヤモンド・カップが行われます。私は テレビの解説でお手伝いに行きます。お楽しみに。
 テレビといえば 今場所も 毎日相撲を見ています。先場所に続き 今場所もとても面白いです。横綱・白鵬が 強さという点では他を圧倒していますが 他の力士の一番一番も 真剣さを感じることができ 見ていて楽しいです。日本人でも 外国人でも 真剣に取っている相撲は 見ている者を楽しませてくれます。 その中でも 横綱・白鵬は すばらしい。先場所よりも 今場所のほうが 一段といい感じです。勝つためには 何が必要なのかがわかったようです。日本の武道でいわれる 心・技・体を 会得したようにも見えます。それを何に感じるかというと 横綱の集中力です。土俵に上がり これから取る一番の相撲に集中し 勝つためには何をしたらいいのかを 考えなくても 体が反応できているように見えるのです。口で言うのは簡単ですが 日ごろの稽古(練習)への取り組み方や ものの考え方・見方・生活の仕方など・・・。いろいろなことの積み重ねが しっかりとできているのだと思います。そして場所が始まり 毎日の一番一番では 目の前のことだけしか見えていないのだと思います。つまり 昨日勝ったことや 連勝が続いていることは 土俵に上がる前の控えにいる時から 頭の中に全くないのだと思います。すばらしい。気は優しくて力持ちの 琴欧州や把瑠都にも はやく白鵬みたいになってほしい。目の前のことに向かって 今・何に・どれだけ集中するかの大切さに 早く気が付いてほしいです。勝ち星や負け星の数は 自分で数えるものではなく 人が数えるものだということを。実はこの事は ゴルフも一緒です。目の前の一打にどれだけ集中できるのか 自分が狙っているターゲットに 目の前のボールを どれだけ近づけることができるのか これらを続ける 積み重ねの競技なのです。バーディーだとかボギーだとか 順位が何位なのか ここをパーで上がれば アンダーパーだとか・・・そんなことを考えてプレーをしていては いつまで経っても 次のステージへは進めないのです。
 どの世界でも 第一人者から学ぶことは多いものです。反省する暇があったら 第一人者にはできて 自分にできないことを できるようになるように 稽古や練習をしたほうがいいということです。

 できないという現実(今)を見つめることは大切ですが できなかったことを振り返り 考えるより(過去) これから できないことをできるようにすること(未来)が 階段を登っていくのには大切なのです。 もちろん 今 何ができないかを教えてくれる師匠がいることも大切ですが。
 今起こったことは すでに過去である=アインシュタインの言葉=

 テレビといえば  今回もNHKの朝の連続ドラマを見ています。『ゲ・ゲ・ゲの女房』 漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である 水木しげるさん夫妻をモデルにしたドラマです。昭和30年代の戦争の傷跡が人々の心の中に残り これから変わっていく日本のなかで 親子・夫婦・近所の人たちのつながり そしてマンガの題材でもある 見えないものの存在など 朝から涙しながら見ています。やはり 朝の連ドラには 日本を感じることができます。

2010年05月17日
 男子ゴルフ界

 やっと暖かくなり 半袖でゴルフをプレーできる季節になりました。ゴルフ場の芝生も緑になり コースを歩いてとても気持ちがいいです。私の所属先の鳴尾ゴルフ倶楽部も 緑の芝生とバンカーのコントラストがきれいになりました。今年は この鳴尾ゴルフ倶楽部で 日本シニアオープンゴルフ選手権が行われます。今から とても楽しみです。
 今年の日本プロゴルフ選手権は 谷口 徹君の優勝で幕を閉じました。先月 ミャンマーオープンで優勝した平塚君。つるやオープンで優勝した藤田君。そして片山君・・・。現在の日本の実力者達での優勝争いでした。各選手が自分の持ち味を出し 面白い試合展開でした。特に最終ホールでの 谷口君と平塚君の セカンドショットは 技術だけではなく精神面の強さを見せてくれました。この40歳前後の選手達には ゴルファーとしての魅力が出てきました。やはり 池田君や石川君たちの若い世代の選手の活躍に 刺激を受けているようです。男子のゴルフ界は どんどん面白くなりそうです。

【おすすめ】
 竹本直哉君のブログです。-10年後の夢 生放送-で 今後のゴルフ界に面白い提言をしていました。彼は昨年シード権をなくしてしまい 今年はチャレンジに出ていますが スライス系のボールを打ち 自分のスタイルを持っている 希少な選手です。=私の好きなタイプの選手です。彼は アメリカで高校・大学を過ごし 愉快で 楽しい青年です。会場で彼を見かけたら 応援してあげてください。

2010年05月08日
 意志の強さを争うもの-ゴルフ-

 京都では30度を越えた日が続きました。春を終え初夏に入りました。半袖のT・シャツが気持ちの良い季節です。うちの旅館では 私の大好きな もみじの新緑がきれいです。この新緑を見ていると 深呼吸をして 気持ちが良くなっていく自分に出会えます。皆さんも 5分でもいいですから試してみてください。
 これだけいい季節なのに 今週は日本の男子ツアーの試合がありません。いつになったら JGTO(日本ゴルフツアー機構)は スケジュールをゴルフファンのために調整してくれるのでしょうか。それとも ずっとこのままで 景気が良くなるまで変わらないのでしょうか。スケジュールの事だけではなく 開催地の広域化など 変えていってほしいことはたくさんあります。
 アメリカでは 今週はフロリダのポンテ・ベドラビーチで ツアー・チャンピオンシップが行われています。会場はTPCソーグラス。17番ホールのアイランドグリーンのショートホールが有名です。この17番ホールは 130ヤード前後(ティーの位置によって距離が違う)の短いホールです。ピッチング・ウエッジなどのショートアイアンで打つので ボールが高く上がり 風の影響を受けやすかったり スピンがかかりすぎたりして 池に入れる選手が多いホールです。年によっては グリーンが堅くセッティングされ 高いボールでスピンを掛けないと止まらない年もあります。選手にとっては 終盤とても緊張するホールです。実は このTPCソーグラスは 17番ホールのように いろいろな技術を必要とするコースです。飛ばすこと 曲げること 高さの調整 スピンコントロール コースの状況判断等等 選手の持っているものをすべて引き出してくれます。そして何よりも 17番ホール・18番ホールと 精神的な強さも要求されます。優勝争いをしてきて 最終日に何人の選手が 17番で池に入れて 優勝争いから脱落していったことか・・・。
 アメリカでお世話になった 心理学者ボブ・ルーテロ氏から 教えていただいたことがあります。ゴルフは技術を争うスポーツではなく 意志の強さを争うスポーツだと。その通りだと私は思っています。怖かったり 緊張したり 安全に行きたかったり 逃げ出したくなったりした時 つい弱気になり 自分が最初にしようと思った事ができないことがあります。ゴルファーなら経験したことがあると思います。その怖かったり 緊張したときに いかに自分が決めたことが出来るかどうかが ゴルフの勝負だと彼は言うのです。私達は 見えている形(スイングや他の技術などテクニカル的なもの)にばかり気を取られますが ゴルフは人間の意志の争いなのです。プロゴルファーやローハンデのアマチュアの方は みんな いいショットは打てるのです。(アマチュアの方の中には 私よりも飛ばす人はたくさんいらっしゃいます)
 そんないろいろなことを試させてくれる TPCソーグラス 大好きなコースです。1995年に一度だけ この試合に出ましたが 残念ながら予選落ちでした。難しかったけれども 楽しかった記憶があります。今週は 今田君が2日目を終えて 2位で頑張っています。2日目はノーボギーのプレーです。(プロゴルファーにとって一番嬉しいこと)あと2日間が 自分と自分の意思との戦いです。がんばれ。
 日本でプレーをしている選手にも 出場チャンスがあれば 絶対に行ってほしい試合です。
【ボブが教えてくれたもう一つのこと】
 ターゲットはセーフティーに。プレーはアグレッシブに。 
悩めるゴルファー 頑張れ!!!

2010年05月03日
 チェンジ

 今日5月3日は 憲法記念日です。1947年5月3日に現在の日本国憲法が施行されました。その憲法は その前年の1946年11月3日(文化の日)に公布されました。この日本国憲法は 1947年から改正されていません。良いのか悪いのか。ゴルフにも 憲法のようにルール(規則)がありますが 毎年少しずつ変わっていきます。それぞれの時代にあったものや 今までに経験したことがないことに遭遇し 今までのルールでは対応しきれなかったことを変更しながら 毎年変わっていきます。原本が 旧かなづかいや旧漢字体で書かれた日本国憲法・・・2010年の今 このままでいいのか どうか。
 昨日の5月2日は あらためてゴルフ界では 新しい時代を感じさせられた一日でした。中日クラウンズでは 18歳の石川君が最終日に58というスコアで 大逆転優勝。女子ツアーでは 22歳になったばかりの韓国出身のシン・ジエ選手が優勝。アメリカの男子ツアーでは 20歳で アイルランド出身のロリー・マッキロイが こちらも最終日に10アンダーの62でプレーをし 大逆転優勝。アメリカ女子ツアーでは 24歳の宮里藍ちゃんが 今季3勝目。この中で藍ちゃんが 一番の年上です。
  ゴルフは子ども達のスポーツになったようです。大人のゲームだったのに。

2010年05月02日
 単純に考えられること

 5月に入り山は緑になりました。暖かくなったというのに風邪を引いてしまいました。沖縄から帰ってきて油断をしたのかもしれません。久しぶりに体温が38度を越えていました。皆さんも気をつけてください。
 今年の中日クラウンズは 石川君の大逆転で幕を閉じました。最終日のスコアが 12アンダー(12バーディー・ノーボギー)です。日本でのトーナメントにおける最小スコアです。すばらしい。アメリカでは 初日に宮里藍ちゃんが 10バーディー・ノーボギーの63でプレーをしていました。道具が進化したとはいっても 試合で 18ホールを12アンダーや10アンダーでプレーをすることは 大変なことです。しかし この4日間で 二人のプレーヤーが10アンダー以上でプレーをしているのですから 他の選手にもできないことはありません。必要なことをいくつか 挙げてみたいと思います。
 もちろん ショットやパットの技術はトーナメントに出場するレベルは必要ですが 一つ目は 自分はできると心の底から思うことです。この事は簡単そうで なかなかできません。理由は 人間には記憶する能力があり いいことも悪いことも 覚えています。つまり 大事な場面で 以前に失敗したことを 思い出してしまうことがあるのです。以前にも このブログで書いたと思いますが アマチュアはいい事を覚えていて プロは失敗したことを覚えているためです。プロは少しでも上手くなるために 自分の弱点を直そうと失敗を覚えてしまうのです。そういう訳で 18ホールのすべてで バーディーが取れると思い込めないのです。それでも 自分はできると思えるかどうかです。
 二つ目は プレーをしている最中に 前のホールまでプレーしていたことを 忘れる事ができるかです。これからのホールのプレーに集中できるかどうかということです。例を挙げると 最初の9ホールで29でプレーをすると 後半の9ホールは 大事にプレーしがちになります。他にも バーディーが4個も5個も続くと 丁寧にプレーをしてしまう。どこかで守りに入ってしまうのです。目の前のショットのことだけを考えることが重要だということです。
 次に いいスコアに慣れる事です。これはどんなコースでもいいですから いいスコアでプレーをして 10アンダーとか11アンダーのスコアを出し そのスコアに慣れる事です。簡単なコースでも 距離の短いコースでも どこでもいいのです。すると試合で慌てないのです。ベストスコアが68の選手は 試合で60でプレーすることは不可能に近いのです。いいスコアに慣れることは とても重要です。スコアだけではなく 連続バーディーに慣れる事も同じことです。
 怖がることはないのです。単純に考えられるかどうかです。
 ここまでを読んで「あっ!そうすればいいのか!」と思った人は いいスコアが出る確率は高いと思います。しかし「そんな単純じゃないよな~」という言葉が 頭の中にでてきたら 確率は少なくなります。
18ホールで10アンダーとか12アンダーで プレーできる人がいるのですから 他の人にもできないことはないのです。
チャンスは 誰にでもにあります。

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