水巻ブログ
2010年06月28日
 流れの勢い

 梅雨も終盤を迎えているのか 湿度に加え 温度も上昇してきました。毎日30度前後。

今が一年で 一番つらい時期かもしれません。ゴルファーも レインウエアを着て

外からの雨と 内から汗で プレーをしていても気分の悪い季節です。

 この時期に例年行われる ミズノオープン。また一日中止になり 三日間競技に

なってしまいました。会場は大阪よみうりGC。この地域の梅雨の時期は 雨がやむと

必ずと言っていいほど 霧が出てしまいます。そのために 遅れたり 中止になることが

よくあります。スポンサーの関係もあるのでしょうが 試合会場を考えることも

ファンのためには必要な気がしますが。せっかく見に来ていただいたのに 中止になるという

ことは残念で仕方がありません。

 今年のこの試合では 明治大学3年で 今年プロデビューしたばかりの薗田俊輔くんが

初優勝を飾りました。もともと実力があり いつ優勝してもおかしくはありませんでしたが

それでも プロ入り5戦目での優勝は立派です。私が見る限りでは 池田君と

同じくらいの力は持っていると思いますので これから楽しみです。

 石川君 池田君の登場。そして先週優勝した薗田君など 新しい世代

(タイガーに憧れてゴルフを始めた世代)が どんどん登場して来ました。

片山君前後の世代から 一気に20歳前後の選手たちへと世代交代しそうです。

若い選手も 一人だけなら勢いはつきませんが これだけ次々と 20歳前後の選手が

活躍しだすと 俺も 俺もと まだまだ出てきそうです。

 勢いといえば サッカーの日本代表。一次リーグを突破して 勢いがあります。

日本を出発する時は 3戦全敗という予想をした人もいたかと思いますが

予想に反し 2勝を上げました。第一戦の本田君のゴールが いい流れを作り

いい流れの勢いが続いています。これから 決勝トーナメントが始まりますが

このいい流れの勢いを続けて欲しいものです。

 しかし このいい流れの勢いは 簡単なことで止まってしまいます。それは油断と

つまらないミスです。つまらないミスとは とても簡単なミスのことです。

気を抜かず 最後まで 勝ちたいと強く思って 頑張って欲しいものです。

いい流れの勢い。どんなことにでも大切です。

2010年06月22日
 どこで 何をしたいの?

 6月21日は 夏至でした。二十四節気の一つで 北半球で昼の時間がもっとも

長い日です。つまり 今年も今日6月22日から 一日一日と 昼の時間が短くなって

いくのです。12月の冬至まで。これからもっと暑くなるのに 昼の時間が短くなっていくなんて

何か不思議な感じです。一番暑い時期には 一番太陽の顔を たくさん見ているようですが。

 今年のゴルフのメジャー第2戦の 全米オープンが終わりました。会場はアメリカ西海岸の

ぺブルビーチ・ゴルフリンクスでした。見ている側にとっては とてもきれいな

ゴルフ場ですが プレーしている選手には きれいな景色をのんびりと眺めている余裕は 

なかったと思います。優勝は アイルランドのグレーム・マクダウエル選手でした。

40年ぶりのヨーロッパ選手の優勝だったそうです。

 日本の選手達も頑張りました。特に石川君は 最終日80と崩れてしまいましたが 

2日目を終わった時点で 2位タイ。彼の現時点での力は すべて出しきれたと

私は思っています。結果は33位タイでしたが 課題もたくさん見つかりました。

これからも がんばってほしいです。

 この全米オープンは 世界でもっとも タフなコース・セッティングで

選手を戦わせます。このようなところで戦うためには 選手の技術的な実力は言うまでも

ありませんが 頑丈な体力や 強靭な精神力が必要になってきます。タイガーをはじめ 

ミケルソンやエルスなど 毎年上位にくる選手達は みんな持ち合わせています。

 現在の日本の選手は ひとつひとつの技術のレベルは 世界レベルにあると思うのですが

体力や精神力が まだまだのような気がします。どうすればいいのでしょうか。

 その答えは 簡単です。厳しい状況に 自分を置けば 誰にでも 体力や精神力は

つきます。つまり 日本にいて メジャーにだけ行くようでは駄目だということです。

尚且つ 世界に通訳を連れずに 出て行くくらいの気概もなくてはならないのです。

 私の友人だった 今は亡きペイン・スチュワートも 大学卒業後 アメリカの試合には 

出場することができず アジアで戦い 力をつけ 全米オープンを2回勝ちました。他にも

コーリー・ペイビンなど 他の地域で力をつけた選手はたくさんいます。

 言うのは簡単ですが この力をつけるという事は すぐにできることではありません。

多少時間はかかります。ここで もっとも必要なことがあります。

 本当にゴルフが大好きか?

 もっと 強く上手くなりたいのか?

 絶対にメジャーに勝ちたいのか? 

ということです。この気持ちがあれば しなければならないことが見つかってきます。

私も 以前にも書きましたが 通訳を連れずに アメリカなど海外に出るところまでは

できたのですが メジャーに勝ちたいという強い気持ちは 持てていなかった気がします。

残念!

 アメリカに住んで 各地で試合をしてきて 気がついたことがあります。

100年前の世界は とてつもなく広いところだったと思いますが 2010年の今

1日で世界中どこへでも行く事ができます。つまり 地球は思ったほど大きいものでは

ないという事です。ゴルフのトーナメントは 地球上でしか行われないのです。

海外で試合をする・・・なんて 今どき古い言い方なのかもしれません。パスポートを持って

飛行機に乗れば アメリカでもヨーロッパでも すぐです。 

必要なことは 本気で勝ちたいかどうかです。

みなさん 本気で 何を してみたいですか?

 宮里 愛ちゃんが アメリカで今季4勝目を挙げました。おめでとう。この結果

今現在 ワールドランキング1位になりました。調子の悪い時もありましたが

順調に階段を登っているようです。

そういえば 藍ちゃんは 日本にいるときから 飛行機に乗り 海外で試合をしているのと

同じでしたね。沖縄生まれだから 飛行機で移動するのには 慣れていますものね。

2010年06月19日
 スポーツ選手に求めるもの

 雨と湿度 辛い時期です。日本の梅雨。しかし これが肌のしっとり感を生み出します。

白人の人たちは 乾燥肌でしわしわになりやすいのですが 東南アジアの人たちは 

年齢を重ねても しっとりとした肌でいられます。梅雨のおかげです。

 サッカーのワールドカップは 盛り上がりを見せています。

試合前 中田英寿君と今回代表の本田圭祐君の対談がありました。

とても面白いことを話をしていました。結果を出せば=いい選手 みたいな事を言って

いました。 初めて行ったヨーロッパで 中田君はまったく相手にされず 

「何をしに 日本から ヨーロッパへ来たの?」的な待遇だったそうです。

私がアメリカに行った時も同じでした。世界の中で 日本は小さな国です。

しかし どんな国の選手でも 勝ちたい 強くなりたい という気持ちさえ

失わなければ 世界の人たちからは 認めてもらえます。

日本の人たちは スポーツの選手に 成績も出し 素晴らしい人間である事を求めます。

しかし スポーツで大成している選手は 決して 社会人として 素晴らしい人では

ないような気もします。スポーツの選手は 見ている人たちに 興奮を与え

エネルギーを与えるのが役目で いい人になることを目的に 頑張ろうとしている訳

ではないのです。結果や 頑張っている姿を見せることが 人々のエネルギーに

なるのではないのでしょうか。何かに秀でるということは 素晴らしいことです。

その反面 欠点もあります。

最近 日本の大人は 自分では頑張らないのに 人のことを批評しすぎです。

ブログの書き込みなどもしかりです。自分の名前を名乗らず 悪口を書き込む・・・。

話を戻しますが 強い個性は 魅力的なものです。魅力のあるものだから

見ていて楽しいのです。その魅力ある若者を育てることが 日本人は上手くありません。

子ども達は できないことがたくさんあります。もちろんいいところも たくさん。

私達大人は 規格どおりの人間を育てるのではなく 子ども達の能力を引き出すことが

大切なのではないでしょうか。 そのことが 魅力あるスーパースターを生み出していく

ことだと私は思っています。サッカーの中田君や 野球のイチロー君 ゴルフでも

青木さんや ジャンボ尾崎さん・・・。みんな おもしろいです。人間として。

そして その人たちは みんな 純粋な人たちです。【好き勝手とも言う(笑)】

だって 目の前のことにいつも一所懸命生きているから。

2010年06月16日
 禁酒 解禁

 雨の季節が始まりました。人間にとっては うっとうしいですが 山の木々は 

気持ちよさそうに青々としています。しかし 今年の木々の葉は いつもの年より多いのは

どうしてでしょうか。そのような年回りなのでしょうか。

 先週行われたシニアの試合で 同級生の植田浩史くんが レギュラー・シニアを通じて

初優勝しました。彼とはとても縁があります。関西の近畿大学出身の彼は その当時

近大のゴルフ部のコーチであった塩田さんの 河野高明さんの下へ行ったらどうだという

アドバイスを聞いて 学校を卒業後 河野さんがいた 栃木県の矢板C.Cに研修生として

奈良県出身の彼は 関東に来ました。私も知り合いの紹介で 栃木県の広陵C.Cに

入っていました。初めての研修会の入会テストのミーティングの時に 知っている顔が 

正面にあったのです。今でも覚えていますが 場所は 栃木県のロイヤルC.Cの

クラブハウス前です。 4年の日本学生のときに 最終日最終組で一緒にプレーをして

いたので 顔見知りでしたが まさか関西出身の彼が 栃木にいるとは。

それから 一緒に練習をしたり 私のアパートに泊まって 研修会にいったりしていました。

お互い なかなかプロテストには受からなかったのですが 1984年の10月 伊豆下田で

行われたテストで また 最終日最終組で一緒にプレーをし 合格をしたのです。

その帰りに 私の実家(埼玉県草加市)に寄り 私の親父とお袋と4人で 寿司を

食べに行ったのです。 親父は 植田君の話になると いつも そのことを懐かしそうに

話していました。親父もお袋も もう一人の息子のように 応援していました。

この優勝を 二人も上で 喜んでいると思います。 

 彼は 1994年から優勝するまで 好きなお酒を飲まないと 禁酒をしていたのですが

16年ぶりに お酒を飲めるようになったのです。1994年までは 楽しく飲んでいたのですが

あることをきっかけに 禁酒宣言をしたのです。 この宣言・・・実は 私が関係しています。

1994年 私は 一月から アメリカのツアーに出ていましたが 春先 あまり調子が

良くなかったので 3月の日本の試合に出始めたとき 優勝するまで禁酒する と

宣言し 一ヶ月もしないうちに優勝したのです。 それまで 優勝がなかった彼は

それじゃ俺も と始めたのです。それから 頑固な彼は 16年も経ってしまったのです。

あ~ 良かった 優勝してくれて。少し責任を感じていました。これで二人で おいしく

お酒を飲めます。植田 優勝おめでとう。 

2010年06月12日
 くせ と 色

 今週は成田で 今シーズンのシニアツアーの開幕戦が始まりました。私のスコアは

今ひとつですが 50歳になったばかりの芹沢君や加瀬君 奥田君 真板君 F・ミノザ選手

など 新しい選手の参加や 青木さんなど 70歳を前にした選手達の参加など いつもの

シニアツアーの試合以上に 盛り上がりを見せています。シニアツアーの選手達は

これから成長をしようとしている人たちではなく それぞれの選手が 自分のかたちを

もっている人たちなので 見ていてとても楽しいです。そして 安心をして見ることが

できます。みんな それぞれ くせがありますが それが 非常におもしろい。 

このくせとも言いますが 

今から 成長をして行こうとしている人たちは

みんな同じように育てられていて かわいそうな気がします。

くせを なるべく付けず みんな同じように 

育てられ 勉強をして いい会社に就職をして 

ある程度のお金を稼ぎ 上手くいって 大金を手にできれば

幸せになれる と 育てられていく。本当なんでしょうか。

大金を手にしたら 本当に 幸せを感じることができるのでしょうか。

今日の夕方のニュースを見ていたら 若い人たちが 亡くなった というニュースを

たくさん聞きました。人間は どのように育っていくことが 幸せなのでしょうか。

今日の試合会場での シニアの選手達を見ていて そんなことを考えていました。

2010年06月05日
 あこがれ

 6月に入り 夏を思わせるような日が続きます。ところどころで 雷のニュースを耳に

します。ウイルスの増加により 家畜伝染病である口蹄疫の被害が長引くなど 日本の

気候の変化は 確実に起こっているようです。毎年毎年 少しずつ 暑くなっています。

温暖化という言葉を耳にして ずいぶん経ちますが 暑ければクーラー 寒ければ

暖房 車に乗り 冷蔵庫や洗濯機を使う。人間は 一度楽な生活をして

しまうと 不便な生活に戻ることは なかなか 大変なことのようです。

このように書いている私も プロゴルファーになり 車に乗り 飛行機に乗り ゴルフ場を

渡り歩き 地球を壊すことに手を貸してしまっている一人であります。残念。

 話は変わりますが アメリカでは今週 ジャック・二クラウスがホストをつとめている

メモリアルトーナメントが オハイオ州ダブリンで行われています。私も1994年に出場し

19位だったと思います。今でもコースのことを覚えていますが 素晴らしいコースでした。

何が素晴らしいかと言うと まず練習場。 練習場が大きいのです。 日本の練習場ですと

横一線に 打席があり 同じ方向に向かって打ちますが このミュアフィールド・ビレッジの

練習場は 野球場の内野スタンドが すべて打席のように作ってあるのです。

ですから 右サイドから 左サイドの方向へ(300ヤード近くある)打てるほど 大きいのです。

選手にとっては 非常にありがたく 風の向きによって いろいろな角度から打てるのです。

次にコースコンディション。練習ラウンドを行った火曜日の1番ホール。ティーショットを打ち

セカンド地点に行くまで フェアウエイには ディボット(打った跡に土が入っている)が

まったくないのです。この時期は 雨が多い地域なのですが コースのコンディションが

素晴らしく 特別なところでプレーさせてもらえるのだなぁ と感じた記憶があります。

次に クラブハウスのロッカールームも良かった。アメリカではクラブハウスへ 

キャディーは入ることはできません。そしてロッカールームへは (トーナメント期間中)

選手しか入ることができないのです。その中に 選手のためだけのレストランがあり

おいしい食事を 無料で提供してくれます。中でも このミュアフィールド・ビレッジの

食事はおいしかった記憶があります。そして 選手への待遇も良かった憶えがあります。

 このクラブハウスの事で 感じていることを書いてみたいと思います。

アメリカ ヨーロッパ オーストラリアでは キャディーは入ることは許されていません。

試合期間中 クラブハウスへは 選手しか入れず キャディーは外で待っているのです。

(キャディー用の待つスペースはありますが) しかし 日本での帯同キャディーは 

ロッカーへ入り 選手と同じところで食事を摂り クラブハウスで シャワーを

浴びて帰ります。この事は変えていくべきだと 私は思っています。変えることで 選手と

キャディーの区別がはっきりし 選手自身も選手としての自覚を持てると思っています。

先週 トーナメント会場に久しぶりに行きましたが ロッカーの近くにいると 誰が選手で

誰がキャディーなのかわからないのです。プレーヤーが醸し出す魅力とか エネルギーを

感じる選手が少なくなっている気がするのです。試合を見ていても 

プレーをしている選手のなかで 特別な人に見える選手が減っているような気がします。

つまり魅力のある選手が減っているということです。選手とは 見ている側の 憧れで

なくてならないのに 選手とキャディーの区別がつかないようでは・・・。

憧れることのできる選手・・・大切です。そして 憧れるコースも。   


メモリアルトーナメント2日目 
  
   アメリカ人 21歳 リッキー・ファウラー 13アンダーでトップ。
  
  またまた タイガーを見て ゴルフを始めた世代の活躍!

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