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京都・亀岡の山も色づき始めています。田んぼには稲はなくなり 朝は霧に
包まれるようになりました。これからの霜で野菜が一段と美味しくなります。
今年の日本オープンゴルフ選手権も終わりました。私もどうにか 4日間プレーができ
楽しい一週間を過ごすことができました。試合は 韓国の24歳 キム・キョンテ選手が
最終日の大逆転で優勝を飾りました。彼は 日本アマチュアゴルフ選手権にも 10代で
2連勝していて これからのアジアを代表する選手になりそうです。
今週の日本オープンをプレーして感じたことを。
まずは 選手のドライバーの飛距離が 飛躍的に伸びていること。私の平均飛距離は
270ヤード弱。4日目に一緒にプレーした J・チョイ選手には 30ヤード以上離される
ホールもありました。他にも 300ヤードを飛ばす選手はたくさんいます。この原因には
パーシモンヘッドのクラブ(木製)を 経験したことのない年代の選手が増えたことが
挙げられると思います。そして クラブやボールの進化も。そしてシャフトの進化も。
パーシモンヘッドの頃は 力のない選手がクラブを早く振ろうとすると 隣のホールまで
曲がっていきましたが 現在は ボール自体がそこまで大きく曲がりません。
今でも隣のホールまで行く選手はいますが 以前は 途中から曲がっていきましたが
今は最初から右か左へ。つまりプッシュアウトするか 引っ掛けるかなのです。ボールが
曲がりづらくなったことで 選手は 自分の体力に見合ったドライバーヘッド・シャフト・
ボールで 自分の限界まで振る事ができるようになりました。その事が 飛ぶ選手が
増えた要因だと思います。「だったら 水巻も道具を見つけて振れば?」という声が
聞こえてきますが 残念ながらできません。40歳を過ぎパーシモンを経験してきた選手は
速く振るという感覚に 体が反応してくれないのです。ゴルフはドライバーショットだけではなく
アイアンショットもアプローチもパットもあります。20年以上かけて作り上げてきた 自分の
リズムは変えられないのです。現在レギュラーで活躍している 谷口君・手嶋君・丸山
茂樹君・藤田君なども 突然ボールを飛ばすことはできないのです。みんな飛ばしたい
のはヤマヤマなのですが それよりも アイアンショットやアプローチの距離感を大事に
ゴルフをしています。逆に それが40歳を過ぎても活躍できている理由なのですが。
次に これも道具の進化に関係していますが 全体的に年齢の若い選手が増えました。
予選を通過した選手は次の通りです。
10代:石川君・松山君・高校生の川村君の3人。
20代:優勝したキム・キョンテ君・池田君・薗田君など10人以上。
30代:片山君たち40人前後。
40代:谷口君・立山君・手嶋君・藤田君・小山内君・野仲君・岡茂君の7人。
ちなみに この中の最年長は 42歳の谷口君。
50代:水巻だけ。(若者相手に頑張りました)
最後に 道具の進化だけではなく ゴルフの情報量が増えたことや 小学生の頃から
ゴルフが出来る環境が整い始めたことも大きいと思います。やはり タイガーの出現が
世界中の子ども達に ゴルフを始めさせるきっかけとなったことに間違いはありません。
ところで 今年の日本オープンで一番頑張った選手は誰かと言うと それはキム選手では
なく アマチュアの松山君でもなく 2位の藤田君だったと思います。その理由は
今週のコースセッティングが関係しています。今年の日本オープンのセッティングは
夏の猛暑も影響していますが 思いのほかラフは伸びていませんでした。その反面
例年よりも フェアウエイは狭く ほとんどの選手が(飛ぶ選手も 飛ばない選手も)
フェアウエイを外す機会が多くなりました。同じラフなら グリーンに近いほうが圧倒的に
有利になります。実際3位になった 300ヤード級のハン・リー選手は 初日が終わった後に
「僕にはぜんぜん ラフがありません」と話をしてくれましたが 彼には関係の無い
ティーグラウンドから 270~280ヤード地点のラフは 一番きつかった。
そんな中での優勝争い。藤田君のプレーは素晴らしかったです。最終日は 武藤君と
牽制しあいすぎて スコアは伸びませんでしたが 彼の持ち味のアイアンショットや
アプローチの距離感 そしてパッティング。優勝ができなかったことは 残念でしたが
レベルの高いプレーを最後まで見せてくれました。素晴らしかった。
しかし これからのゴルフ界は まだまだ若返りそうです。50代の私達が
プレーしてきたゴルフとは 似て非なる 違うスポーツになっていきそうです。
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