水巻ブログ
2011年07月28日
なみだ

 亀岡は 暑いどんよりとした日が続いています。こんな日は 温泉にゆっくり浸かり
涼しい部屋で のんびりしているのが最高です。そこに一杯のビールがあったりして。

 先週は エビアン・マスターズの解説をさせていただきました。スタジオの中で4時間近く
4日間。冷房の効いたところにいて風邪を引いてしまいました。スタジオ内は 照明の
温度が高く 室内が異常に暑くなるので強い冷房を入れるのですが 照明が当たる部分は
ちょうど良かったのですが 足元が極端に寒く 体調を崩したようです。

 そのエビアン・マスターズ。アメリカの女子ツアーの一戦として フランスのエビアンで
行われたのですが 一昨年に続き 宮里藍ちゃんが優勝しました。日本からは10人以上の
選手達が参加し 優勝の宮里さんをはじめ 3位の佐伯さん 9位の宮里美香さん達が
活躍しました。この大会には 女子の世界ランキング上位の選手が 全て参加しているので 
日本の選手達の活躍は 世界でも通用することの証明でもあります。

優勝した宮里さんも落ち着いていいプレーをしていましたが プレー内容は宮里美香さんの
ほうがよく またそれよりも 佐伯さんの内容のほうが良かったです。それでも藍ちゃんが
勝てたのは 落ち着きや ゲーム運びなど経験の差だったようです。

その宮里さんの優勝スピーチは素晴らしかったです。自分を生み育ててくれた
両親の前で優勝できたこと。東日本でおこった災害で被災された方への思い。
その日本が大変な時に ゴルフをさせてもらい結果を出せたこと。素直に
彼女の思いを話せたことは本当に良かったです。

そしてそのスピーチのなかで 東北のことを思い出した時の涙。
一昨年の優勝の時にも涙はありましたが その涙は プレーオフで優勝を決めた時の
涙でした。日本で活躍し アメリカで戦い続け 苦労し 4年かけてつかんだ
アメリカツアーでの初優勝。4年間の集大成の涙でした。つまり自分のための涙。

しかし今回の涙は違いました。両親への感謝。そして何よりも 東日本で頑張っている
人たちからの応援を受け その頑張っている人たちの事を思う涙だった気がします。
自分のための涙から 自分以外の人のことを考えての涙。彼女は大きく成長をしました。

 この事は 日本人が今まで一番大切にしてきた国民性のような気がします。
戦後 「自分が」「俺が」「私が」とか 「自分の」のように 自分自身が 幸せや喜びを
求めることを良しとしてきた アメリカン・ドリームのような考え方ではなく
自分は一人で生きているのではなく 自分が頑張れているのは 周りの人たちの
おかげである。そして自分もみんなのために頑張りたいと思うこと。これが 日本人の
国民性だと改めて感じました。

 今回の宮里愛ちゃんの優勝・・・本当に素敵な涙でした。

08:23 |
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