水巻ブログ
2011年12月31日
平成23年12月31日

 平成23年の最後の日になりました。今年 東日本を大災害が襲いました。そして
人間が 開発し推進してきた原子力発電に対し 一般の人たちもが疑問を持つように
なりました。他のものへの関心がなくなってきた日本人に 神様が 「目覚めよ」
と・・・。そう言われているような ショックな災害でした。

 この大変な年に 私達スポーツ選手たちは 自分達にできることを一所懸命することで
災害にあった方々に 「諦めないで頑張ろう」と声援を送ろうとしました。しかし 私達は
被災者の方々の頑張りを見て 逆に力をいただきました。

その代表は 女子サッカーでした。ワールドカップで優勝という快挙を成し遂げました。
予選を勝ち抜き 準決勝で優勝候補筆頭の 開催地でもあるドイツを破り 決勝へ。
そして決勝では アメリカにリードされ 追いつき 延長戦へ。その延長戦も 先に点を
取られ 終了しそうなところで追いつき PK戦になりました。

延長戦でも諦めなかった選手達の口から 「リードされた時 スタンドを見たら 日の丸が
振られているのを見て 日本には 東日本で災害にあった人たちが頑張っている。
自分達は諦めるわけには行かない。頑張らなくては!と思った」という声が聞かれました。
ワールドカップで優勝できたのは 困難にあい それに立ち向かう日本人の力が
選手にエネルギーを与えて 勝ち取ったものだと思います。

 今年の大災害は スポーツ選手だけではなく 日本人の意識を変えたような気もします。
ひとりで頑張ろうとしていた女性達は そばに誰かがいてほしいと感じたり 離れて暮す
家族と時間を持とうとしたり 明らかに 3月以前とは変わりました。
そして テレビや新聞も 以前に比べて『絆』とか 『日本人』とか 『歴史』とかに関連した
話題が増えたような気がします。何十年か先に 平成23年という年は 「あの年から
日本は元に戻り始めたね」と言われる年になるような気がします。

 私も 3月11日以降 流されて生きていた自分から 少しずつ意識が変わり
世界の中の日本を考えたり 日本とアメリカの関係を考えたり 日本人のルーツを
考えたり 人間の生き方を考えるようになりました。大災害から9ヶ月。今感じられることは
日本という国には ありがたいことが多く 感謝することでいっぱいだということです。
『日本人に生まれてよかった』と心から思っています。

 最後に 最近とても印象に残った言葉を書きます。
フィギュアスケートの浅田真央ちゃんのお母さんの言葉です。今月 若くして亡くなられた
お母さんが 真央ちゃんに残した言葉です。

   「金メダルよりも 女性として幸せになってほしい」 

母親として 一人の人間としての 子ども(子孫)への願いだと思います。
この言葉は 真央ちゃんだけではなく 神様が お母さんの口を借りて すべての人への
メッセージでは?と私は感じました。成功をするよりも 一番になる(金メダル)よりも
男として おんなとして 幸せになることが 人間にとって とても大切なんだよ・・・と。

成功して得たお金というものや 自分の欲望を大事にしすぎる 今の時代の私達への
語りかけのように感じます。

  《皆様へ》

 今年も 好き勝手に書かせていただいたものを お読みくださってありがとうございました。
 心配事が多い世の中です。
 「できないこと」「無いこと」を数えるよりも 
 自分の周りに「あるもの」「できること」を数えて 毎日を 一日一日を過ごしてください。
 そして皆さんに 幸せだ!楽しい!嬉しい!ありがたい!と思える時間が 少しでも
 増えることを祈っています。


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