水巻ブログ
2012年01月13日
「口コミ」の落とし穴

 お正月が終わったばかりなのに 今年も街には [節分]の文字が目立ち始めました。
世の中は先のこと 先のことと忙しいです。何故そんなに急がなくてはならないのでしょうか。
最近時が過ぎることが早いと感じるのは こんなことが原因なのかもしれません。

 先週末 何かの菌が私のお腹の中に入り 一昨日まで気持ちが良いくらいの下痢でした。
熱などは無く元気だったのですが 食欲もありませんでした。おかげで 正月に溜め込んだ
体重が5キロ近く減ってしまいました。体重が減ることは嬉しいのですが 食べることが
大好きな私にとっては 残念な日々でした。やはり元気は 大切なものです。

 食べることと言えば 何日か前に 「食べログ」のことが話題になっていましたね。
お店で食事をした人が そのお店についての評価を 「食べログ」サイトに書き込むもので
この一件は お店のほうで お金を払い 自分の店の評価を上げようとしたことが問題に
なりました。人間ひとりで 「何でもできる」と勘違いしやすい今の時代。情報はネットに
頼りがちです。もちろんレストランなども この「食べログ」などの評価を見てから決める人が
増えてきました。私も 見る事があります。

考えてみると 今回の事件は 評価を上げようと店側が起こしたものですが 反対に
評価の良い店の 評判を下げるために ライバル店が 悪い評価を書き込むことも
できます。この事はないとはいえないことです。どこまで信用していいのか。
評価の良い店は 間違いでも問題はありませんが 悪い評価を書かれたほうは大変です。
営業妨害にもなりかねません。

 作り上げた評価の書き込みとは別に ほとんどは食べた人たちの評価の書き込みです。
良い評価の場合は 問題ありませんが 悪い評価には 問題があります。悪い評価を書いて
いる人は お店のためを思って書く人も多少はいますが ほとんどは 不満を書き込みます。 
実は このことが大きな問題なのだと思います。

悪い評価は そのお店の人たちの心を傷つけます。書き込む人たちは ペンネームのように
名前を書く人もいますが 悪い書き込みは 匿名の人が多いと思います。自分の顔は
見せずに人を評価します。どれだけお店の人が傷ついたか等は 意に介しません。
「私はお金を払っているのに 美味しくないのだから これくらい書かせてよ!」と。

 人間は 人を傷つけながら 成長していきます。ネットが無い時代も 小さい頃から 
人は 一人ではなく みんなで生きてきました。子どもの時けんかをし 他の人を
目の前で 傷つけ 傷つけられ成長し 傷つけられた時の痛みを覚え 優しくなって
いきました。だから 本当に文句を言いたい時は 本人に面と向かって言ったものです。
それだけ 覚悟を持って 人に意見をしたものです。

しかし現在は 傷つけられた経験のない 痛みを知らない人たちが 平気で人を評価できる
環境になっています。解決するには 私は 匿名やアドレス・ネームのようなことをやめ
書き込む人は 全員 写真入りの実名で書くべきだと思います。そうすれば自分の発言にも
責任が持てると思います。人や物を評価するということは それほど責任が伴うものです。

食べる側が 好き勝手に書き込める時代になってしまったのを受け 行きつけの食べ物屋の
ご主人が面白いことを言っていました。「ひどいことを書かれるんですよね。こっちだって
言いたいことはたくさんあるんです。誰か 店ログでも 作ってくれないかな」って 
冗談で言っていました。
『店ログ』とは お店の人が お客さんのことを書き込むサイトだそうです。面白い。

結局 結論は 「百聞は一見にしかず」 自分で確かめるしかないですね。
そして 食べ物は嗜好品ですから 好き嫌いがあって当たり前。
いくら 人が 「嫌い」と言っても 自分は 「好き」 というとはありますよね。


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