水巻ブログ
2012年01月26日
ダルビッシュ・有という日本人

 本格的な冬の到来です。亀岡の朝も 毎日寒く 車のフロントガラスが凍り付いています。
エンジンをかけ 車の中で氷が解けるのを待っていると 体の芯まで冷たくなります。

 一昨日 日本プロ野球界のエース ダルビッシュ・有投手が 大リーグ移籍決定後 
札幌ドームで ファンの前で記者会見を行いました。とてもいいものでした。
プロスポーツ選手とは ファンあってのものと しっかりと理解し みんなの声援を受け
アメリカでの戦いに挑んでいきます。

しかし 彼も最初から ファンあってのプロスポーツとは 考えられてはいなかったのだと
思います。中学時代から スター選手で 高校でもチヤホヤされ 勘違いしていた時代も
あったと思います。(未成年での喫煙など)しかし 札幌の暖かいファンの声援の中
選手として 人間として成長し 日本を代表する投手となりました。
記者会見の中で 何度も ファンへの感謝の気持ちを語った彼は アメリカでも
日本人としてしっかり頑張ってくれると思います。

この「日本人として」ということは とても大切なことです。彼の記者会見の中で 「最近 
日本の野球の評価が 低くみられている気がする」という発言がありました。
彼には 日本人としての自覚があります。

お父さんがイラン人(現在は日本国籍) お母さんが日本人の彼。小さい時から 周りとは
違う自分がいたと感じていたと思います。両親が日本人だと感じることは少ないのですが 
お父さんとお母さんの国籍が違うと 自分は何人なのかと考えてしまうものだと思います。
イラン人なのか。日本人なのか。つまり 自分は何なのか。自分だけではなく 周りからの
目も違ったと思います。周囲からの目が他の日本人と違うことが 先だったかもしれません。
とにかく 彼は国籍ということを 小さい時から意識させられ育ってきたのだと思います。

 私も 1993年まで 自分が日本人であることをはっきりと自覚はしていませんでした。
しかし アメリカに住み どこの人間かと聞かれたり 日本はどんな国なのかと聞かれ
話したり また身分証明書(グリーンカード等)を取るために写真を撮られ 手の指全ての
指紋を採られ アメリカで「自分は外国人」ということを経験しました。その経験を経て 
「自分は日本人」であるということを しっかりと自覚できるようになりました。
今では 日本人は 世界の中で とても優秀な民族であることを理解しています。

国籍だけではありませんが 自分自身が何なのかということを しっかり意識できることは
生きていく上で とても大切なことです。それを しっかり 自分で理解できれば
行動すること 発言することがはっきりとします。ダルビッシュ・有くんの記者会見も
しっかりとしたものでした。

日本人であること。男であること。おんなであること。父親であること。母親であること。
それらを自覚することは 大切なことです。いつまで経っても子どもでは(人様の世話に
ならなければ生きていけない) 日本は 子どもばかりの国になってしまいます。

 世界で戦おうとするダルビッシュくんの発言や 全豪オープンテニスは ベスト8で負けて
しまいましたが がんばっていた錦織君のプレーは 今までの 「海外へ行くんだ」と
力が入っていた先輩達とは違い 昭和20年から押さえつけられてきた 日本の力の
復活の兆しのような気がします。

私達は 何人なのか。どこから来たのか。私達の先祖はどう生きてきたのか。
こんなことを 小さい頃から 勉強することが とても大切なのだと思います。
それが 私達が生きていくうえで 大きな役割を果たすのだと思います。 

あなたは何人ですか?自国のことを どれくらい 他の人に話せますか?

04:22 |
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